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ページ番号:76063

掲載日:2019年10月17日

平成28年9月定例会 「5か年計画特別委員長報告」

委員長 長峰 宏芳

5か年計画特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託された案件は、「新たな5か年計画の策定に関する件」であり、その後、第110号議案が付託されましたが、今回は、第110号議案のうち、埼玉県5か年計画案の総論等について審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「世界一ともいえるスピードで高齢化が進む中、医療・介護人材や医師確保の課題を克服する見通しはあるのか」との質疑に対し、「これまでも医療や介護の担い手の確保に精一杯の努力をしてきたところであるが、次期5か年計画では異次元の高齢化を踏まえ、人材の育成・確保から職場の定着までしっかりと支援していく。介護人材の確保、医師・看護師確保対策については、それぞれ独立した施策を設けて取組を進めていく」との答弁がありました。
次に、「指標には県が自ら汗をかいて達成できるものと、市町村などほかの実施主体に働き掛けるものとがある。県としてどう動いたかが明確となる指標にすることが重要ではないか」との質疑に対し、「指標には、県の努力の成果がそのまま数字に表われるアウトプット指標から、県以外の実施主体の取組の結果も反映するアウトカム指標まで様々なものから施策に最適なものを選定している。特にアウトカム指標の場合、毎年のPDCAサイクルの中で、県としての取組の成果をしっかりと検証していく」との答弁がありました。
次に、「計画案は人口減少や異次元の高齢化への対応が中心で、圏央道の開通やオリンピック・パラリンピックの開催など本県のポテンシャルを生かした稼ぐ力の強化の視点が足りないのではないか」との質疑に対し、「計画の策定に当たっては、本県の資源を洗い出し、更に高めていく道筋を示すことで、県民に安心や希望を持っていただけるよう最大限努力した。御指摘をいただいたので、しっかりと取組を進めていく」との答弁がありました。
以上のような質疑が終了したところで、委員長の私から、本議案は広く県政全般に係る計画であるため、会期中の限られた期間で結論を出すのは困難であり、十分な審議時間を確保できる状況の中で、より慎重に審査することが必要である。そのため、本議案については、閉会中の継続審査として、慎重に審査したい旨発議したところ、総員をもって了承された次第であります。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、第110号議案につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。

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