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掲載日:2021年12月14日

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ダニのなかま

 ヒョウヒダニ類

体長0.3~0.5mm程度で白色。脚は薄いピンク色です。

ヤケヒョウヒダニやコナヒョウヒダニといった複数の種を含みます。

寝具や室内塵中に分布し、人のアカや食べこぼし、繊維、カビ等の有機物を摂食しています。

このダニの糞や死骸が気管支喘息や鼻炎、アトピー性皮膚炎といったアレルギー性疾患の一因となっています。

ヒョウヒダニ

対策(ヒョウヒダニ類)

生きているダニは50℃以上30分ほどで死亡しますので寝具等には乾燥機などの使用がおすすめです。

アレルゲン性の低減のためには寝具の掃除機による吸引や丸洗いが有効とされています。

 ケナガコナダニ

体長0.3~0.5mm程度で乳白色をしており、体に長い毛が多数生えています。

屋内の食品やカビを摂食し、畳などで多数のダニが発生しているのを発見することもあります。

高温、高湿度(25℃、湿度70%以上)で多数繁殖します。

ケナガコナダニ

対策(ケナガコナダニ)

発生場所の風通しを良くし、湿度を70%以下にすることで発生しにくくなることが知られています。

 ツメダニ類

体長0.3~0.6mm程度で大きな爪のある顎体部を持ち、屋内でヒョウヒダニ類やチャタテムシやコナダニ類を摂食しています。

人の皮膚に触れると偶発的に刺し、刺されると1~2日後に赤み、痒みが出ます。

ツメダニ

対策(ツメダニ類)

ツメダニ刺症が起こる場所(タタミ、じゅうたん、寝具など)の湿度を下げ、クリーニングを行うことでツメダニを減らします。

さらに捕食するヒョウヒダニ類やコナダニ類を減らしていくことが必要です。

 イエニクダニ

体長0.3~0.8mm程度で乳白色、体に長い毛が生えています。

脚の先端が長く、胴体部の表面は顆粒が配列されています。

屋内で穀物、乳製品、乾燥食品やカビ等を食しています。室温15℃前後で高湿度の条件で繁殖が盛んになるため、冬季に発見されることが多い種です。

イエニクダニ

対策(イエニクダニ)

食品は乾燥剤を入れて保管するか、冷蔵庫に入れることで発生を抑えます。

室内では、家具と壁の間に風を通し、特に冬季に結露によるカビ等を防ぐことが必要です。

 マダニ類

野外の植物の上などでヒトや動物が通るのを待ち、乗り移って吸血します。

フタトゲチマダニ、キチマダニ、ヤマトマダニ、など多数の種が分布しています。

幼虫でも肉眼で見える大きさで1~2mm程度はあります。

吸血するとアズキのように体が大きくなり発見されやすくなります。リケッチアやウイルス疾患を媒介することが知られています。

マダニ

対策(マダニ)

全てのマダニが病原体を持っているわけではありませんが、山登りに行くときに刺咬されないよう着衣で防ぐことが必要です。

さらには衣服の上から忌避剤をスプレーすることが有効です。

ヒトに乗り移ってもすぐに刺して吸血せずにしばらく衣服に付着したり、皮膚の上を歩いて吸血場所を探したりしていることもあります。

帰宅後は入浴の際等に皮膚にマダニがついていないかをよく調べましょう。

 カベアナタカラダニ

体長1mm前後で、春先からコンクリート壁やベランダ、ビルの屋上や外壁などを徘徊している鮮赤色のダニです。

布団や洗濯物に付着したものが潰れたりすると赤くシミになったりします。ヒトを積極的に刺すことはありません。

梅雨入り前後の時期には産卵を終え翌年まで見かけなくなります。

攻撃性や侵入性が低いことから、一般的な家屋周辺においてはほとんど対策や薬剤の使用は不要です。

また、薬剤に対しても本種は低感受性であるとされています。

カベアナタカラダニ

 
 

お問い合わせ

保健医療部 衛生研究所 生体影響担当

郵便番号355-0133 埼玉県比企郡吉見町江和井410番地1

ファックス:0493-59-8143

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