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掲載日:2022年4月12日
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ひきこもりという病気はありません。
様々な要因を背景に自宅にひきこもり社会参加をしないことが続いている状態をさします。
自室からでることが難しい方、家族との会話はできるが外出することが難しい方、近所への買い物などならできる方など、生活の様子も様々です。
ひきこもりの状態を引き起こす背景には、様々な要因があるといわれています。背景にある要因によって、支援の仕方や活用する社会資源も異なってきます。そのため、個々の状況に応じたオーダーメイドの対応策が必要になってきます。
ご本人、ご家族ともにひきこもり状態が長く続くと、将来に希望がないように感じられ、新しい行動を起こすための心身のエネルギーが次第に失われていきます。いきなり山の頂上を見上げると絶望的に思われるかもしれません。まずは、目の前の一歩を踏み出してみませんか。
埼玉県立精神保健福祉センターの精神保健福祉部では、ご本人・ご家族からひきこもりに関する来所相談等をお受けしております。
「必ず面接に行けるかどうか分からない」「当日、怖くなって行けないかも」と心配でもまずはお電話ください。どんなところか直接電話で問い合わせてみるだけでも大きな一歩です。
ひきこもりご本人からのメールによるお問い合わせをお受けしております。メールのみの継続的なやりとりはできませんが、個々の状況に応じた助言や情報提供ができます。面接や当センターで開催しているご本人の集い(スタバの会)についてもお問い合わせください。
ご家族のみの来所相談もお受けしております。ご家族の気持ちが楽になることで、自然とご本人への接し方が変わり、その変化がご本人に波及していくことがあります。
また、ワークブックやロールプレイを用いながらひきこもりのご本人とのコミュニケーションについて学ぶ「CRAFT(クラフト)グループ」を開催しております。コミュニケーション方法を身に着けることや家族が健康を取り戻すことを目指します。
お住まいの市町村を管轄する保健所でもひきこもりに関する相談をお受けしています。
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