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掲載日:2024年3月13日
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埼玉高速鉄道の沿線には、新しいまちらしいピカピカの校舎や、特徴的な活動を行っている学校・教育機関が数多く存在します。その一部をご紹介します。
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平成30年4月に開校した「川口市立高等学校」についてご紹介します。
独創的な造形の校舎と、風通しも良い吹き抜けのキャンパスロード
川口市内には、川口総合高等学校、市立川口高等学校、県陽高等学校の3つの市立高校があり、地域の教育の発展に貢献してきました。
一方、時代とともに市民の教育に対するニーズも大きく変化してきたため、3つの高校を統合し「川口市立高等学校」を開校する「新校基本計画」が平成24年3月に策定されました。これは川口市の3大プロジェクトのひとつとなる大きな施策で、平成30年4月に校舎棟が完成し、開校に至りました。
研究発表会や演劇会ができる大ホール
ガラス張りの職員室
廊下もキャンパスロードに面しており、開放的な作りに
教育方針について教えてください
川口市立高等学校校長・井上清之氏
「本校では川口市の教育大綱を受け「未来を創る しなやかでたくましい人材の育成」を学校教育目標とし、市民のニーズに応えられるよう「文武両道の進学校をつくる」ことを目指しています。
具体的には、「理数科や特進クラスの設置」や「45分の授業を毎日7限まで行う」ことで他校より授業数が多い、国公立進学型のカリキュラムに取り組んでいます。
令和元年度までは土曜日にも教育課程上の授業を行っていましたが、今年度から土曜日は大学進学に向けた土曜講習を、年間14回程度行っています。
「武」の部分では、部活動のサポートにも力を入れています。
運動部24、文化部20、計44の部が活動し、多くの生徒達が勉強と部活動の両立を目指しています。
令和2年12月に完成する大アリーナはバスケットコート3面分の広さが有り、観客席も設けられています。また、令和3年8月には人工芝のグラウンドも完成予定です。さらに専用野球場などの体育施設の整備も進んでいますので、ますます部活動に励める環境が整います。」
アリーナ棟は令和2年12月に完成
食堂は明るく清潔感にあふれています
プレゼンテーションに集中できるプレゼンルーム
放課後は自習室に多くの生徒がやってきます
まるで大学の図書館のような印象のラーニングコモンズ(図書館)
校舎内の至るところに生徒の作品が飾られています
音楽室でもソーシャルディスタンスを確保
楽器の練習室は個室のため、思い切り練習に励めます
「令和3 年4月に附属中学校が開校します。中高一貫の進学校として市民の期待に一層応えられる体制を整えていきます。
また、文理スポーツコースをスポーツ科学コースに改編し、中学校で活躍したアスリートの受皿となるべく、ますますの部活動の活性化による文武両道を目指します。
川口市立高等学校は開校したばかりの新しい学校です。
未完成であり新たなことにチャレンジできることがこの学校の最大の強みです。
本校は真面目な生徒が多く、中学校で生徒会や部活動の部長をしていた生徒も多数います。
そんな生徒と教員が一緒になり未来をつくり上げていく学校です。
新しい学校づくりに参加しようというフロンティアスピリットを持ったみなさんのご入学をお待ちしています。」
【基本情報】
川口市立高等学校
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令和元年度に新設された、埼玉スタジアム2002に隣接する「さいたま市立美園北小学校」についてご紹介します。
「さいたま市立美園北小学校」は平成31年4月に開校した、さいたま市内で最も新しい公立小学校です。現在23学級728人の児童が在籍しており、徐々に児童数が増えています。中には市外や都内から美園北小学校の学区内に移住する世帯もいるほど、子育て世帯から人気のある小学校です。
さいたま市立美園北小学校外観
職員室の扉・廊下側の壁にも大きなガラスを使用し、見通しのいい開放的な空間に。
児童は、廊下から先生の様子が確認できます。
校舎の中央に位置する、幅5mを超える大きな階段。
集合写真の撮影にも使われるなど、学校の特徴的なスポットです。
新しくきれいな体育館は、TVのロケにも使用されることも多いとのこと。
開校2年目という新しい学校ですが、他の小学校にはない設備や教育方針などの特徴はありますか?
さいたま市立美園北小学校教頭・金子氏
「本校の特徴は、主に3つあります。1つ目は学校の内装です。通路に大きな窓を採用して自然光が多く入るようにし、教室の扉も全面オープンできるスライド式のガラス戸にしたことで、学校全体が明るい雰囲気になっています。
2つ目は、太陽光発電や屋上緑化、雨水利用など、環境に配慮した取り組みです。児童が自然エネルギーを学ぶきっかけにもなっています。 3つ目は、埼玉スタジアム2002との連携です。スタジアムの公園を利用した植物観察や社会科見学などでスタジアムにご協力いただいています。また校歌の歌詞に『チャント(サッカーの応援歌)』を取り入れたり、Jリーグの浦和レッズと交流したりと、サッカー文化を積極的に取り入れています」
さいたま市立美園北小学校屋上
廊下には屋上のソーラーパネルの発電量を確認できる電子モニターがあり、児童がいつでも確認できます。
環境への配慮から、屋上には大型のソーラーパネルを設置しています。
雨が降っても安心して使える屋根付きウッドデッキ。
放課後には児童の憩いの場となっています。
バリアフリーに考慮して、誰もが利用できる「みんなのトイレ」を設置しています。
パソコンルームには、キーボードとマウスがセットされたタブレットPCを完備。
美園北小学校に通う児童には、どのような個性や特徴が見られますか?
「本校の児童は全体的に素直で真面目、学習に対する意欲が高いという印象があります。また本校は自ら考えて行動する主体性を育むことを教育目標としているため、児童が主体的に参加できるイベントなども積極的に実施しています」
令和元年クリスマスイベントの様子
美園北小と浦和レッズの絆の象徴ともいえるサイン入りの応援旗が、玄関に飾られていました。
「本校の児童数は増加傾向にあり、来年さらに多くの新入生を迎え入れる見込みです。今後も埼玉スタジアム2002をはじめ、地域との連携を一層強めて新しい取り組みをしていく予定です」
【基本情報】
さいたま市立美園北小学校
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