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掲載日:2025年6月9日
企業名 | 株式会社朝倉鋳物 |
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業種 | 製造業 |
業務内容 | 鉄鋼業-素形材産業(鋳物素材製造)、ガス部品、自動車鋳物、機械産業鋳物、ポンプ鋳物、照明器具関係・輸送機器関係のFC・FCDの素材製造・加工 |
所在地 | 埼玉県川口市青木3丁目1番16号 |
従業員数 | 16人(男性16人、女性0人) |
ホームページ | http://asakuraimono.com/ |
弊社に所属する特定技能1号ビザの外国人従業員の配偶者が妊娠した際、妊娠の報告と出産に立ち会いたいため一時帰国の相談を受けた。そこで、一時帰国するのであれば育児休業制度を利用すればよいことを伝えた。結果として予定日より3か月早く出産となってしまったため出産には立ち会えなかったが、育休は取得した。
1名が育休を2回に分けて計250日取得予定(現在1回目が終了 24年12月29日~25年4月9日、ビザの更新完了次第2回目取得予定)
特定技能ビザの外国人従業員の育休取得実績あり
・育児相談窓口の設置
・育休取得者と周囲の従業員との意見交換
・業務の優先順位の把握、スケジュール管理体制の見直しによる業務の効率化
・育休対象者が外国人労働者の場合、入管/大使館との連携、ビザ更新サポート
・給付金や出産・育児に関する行政のサポートや利用できる制度の情報提供
・育休前からの定期的な面談
・育休中の情報提供
弊社では初めて従業員(または配偶者)が子宝に恵まれた事例であり、すべてが初めてだったため事務手続きに苦戦した。
該当者が外国人であったこと、ビザ種類が特定技能であったことにより行政に問い合わせてもなかなか事例が見つからず各方面へ都度問い合わせしながらの育児休業取得となった。
行政・入管・大使館との手続きが一貫できず、行政とのやり取りが最も苦労した。
女性が1年取得するのが当たり前に感じているように、男性もできるだけ長く、1年取得するが当たり前と感じるよう積極的に取得するべきである。
また、それについて周囲の雰囲気が「当たり前」と感じられるように候補者が出た際には積極的に育休を勧め社内の雰囲気をつくっていきたい。
育休を取得した男性従業員からのメッセージ
初めまして、インドネシアのフダともうします。株式会社朝倉鋳物の特定技能です。私は株式会社朝倉鋳物で今まで6年間働いています。私は結婚しています。去年の11月に子どもが産まれました。でも、私は日本にいるから子どもが生まれた時は見えませんでした。でも、日本のルールがありますから。私は一時休暇の申請は朝倉萌子さんの協力で行いました。
将来的には一時休暇を再度申請したいと思います。私から以上です。どうもありがとうございます。
取締役役員 朝倉 萌子
育児休業は性別問わずに取得するべきものだと考えています。
夫婦・シングル等様々な状況の方がいらっしゃると思いますが、出産育児・介護等国が認めている休業については大いに活用しご自身やご家族の人生を豊かにしていただきたいものです。
すべての従業員の方々がそうした制度を活用したとき、社内全体が応援したいと思える企業風土や業務を代替する方が気持ちよく働ける環境を作っていくことが経営陣の仕事です。
経営理念にもある、『多様な従業員が挑戦・達成・成長を通じて、幸福を生み出す居場所になる』ことを実現できるようまだまだ発展途上ではありますが邁進して参ります。
取組内容について詳しく知りたい方は、雇用・人材戦略課(048-830-3963)にお問い合わせください。