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掲載日:2023年3月14日

令和5年2月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(石川誠司議員)

高虫西部地区の産業団地について

Q   石川誠司 議員(自民)

この産業団地の整備は、令和3年12月の定例会におきまして現蓮田市長の山口京子元議員が一般質問を行っておりますが、私の下には整備実現を待ち望む地元の熱い声が届いており、改めて確認のために質問いたします。
高虫西部地区は、圏央道の桶川加納インターチェンジ及び白岡菖蒲インターチェンジに近く、圏央道を軸とした本県ならではの優れた交通利便性を享受できるため、産業系の土地利用を図る上で大変恵まれた立地条件を有していると考えております。同地区の産業団地の整備が実現すれば、地域の雇用拡大や地域経済の発展につながります。昨今の急激な円安や物価高騰など社会情勢が大きく変化する中で、地域経済の安定をもたらす産業団地の整備は、今、正に重要であると受け止めております。
その実現に向けて、平成30年に高虫西部地区土地区画整理組合設立準備会が設立され、翌令和元年には土地区画整理組合の業務代行者として民間事業者が決定しております。現在、準備会と蓮田市、民間事業者の3者が連携して精力的に取組が進められているところです。産業団地の整備に当たりましては、様々な土地利用調整が必要になることから、市が関係機関との協議を懸命に行っているところですが、当地区の1日も早い整備実現に向けて県による支援も必要と考えております。
そこで、当地区の土地利用調整の進捗状況と、今後、県としてどう取り組まれるのか、都市整備部長にお伺いいたします。

A   村田暁俊 都市整備部長

議員お話しのとおり、産業基盤づくりは、地域経済の発展に大きく寄与することから、県では、都市整備部がワンストップで市町村の取組を支援しています。
当地区には、土地利用調整上の様々な課題がありますが、県では地元市と連携し、課題の整理に一つ一つ丁寧に対応してまいりました。
例えば、アクセス道路の確保では、地区の中央を通る「県道行田蓮田線バイパス」の整備に向けて、市及び県関係課所と役割分担や費用負担などについて調整を図りました。
また、雨水対策では、周辺地域への雨水の流出を防ぐ調整池の容量確保や元荒川及び綾瀬川への適切な放流について市などと協議を進めました。
さらに、地域の農業経営については、周辺地域への排水や日照不足の有無などを精査し、周辺の農業に支障が生じない計画となるよう市と検討を重ねました。
こうした取組の結果、まもなく土地利用調整が終了する見込みとなったところです。
その後は、都市計画変更案の縦覧など都市計画法上の手続きを順次進めてまいります。
県といたしましては、引き続き地元市と連携しながら、早期に当地区の計画が実現するよう取り組んでまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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