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掲載日:2022年12月27日

令和4年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(高橋政雄議員)

みぬま緑地と新見沼大橋

Q   高橋政雄 議員(自民)

みぬま緑地とは、以前、私が名付けたんです。見沼田んぼにあって、現在ではほぼ田んぼではなく、緑地になっている首都圏最大の緑地空間であります。
この広大なみぬま緑地をどのように利用していけばいいのか、緑地保全を叫ぶ団体や昔からこの地で農業生計を立ててきた地権者たちとの団体が、様々な将来像を語っているんです。この先、道の駅設置の話、また、私自身ドイツに調査したクラインガルテンの日本版もいいと思っておりますが、先ほど触れた緑地保全を叫ぶ人々、以前にはゴルフ場開発などの話もありました。私は、農業後継者の皆さんと農業緑地公園ができないかと構想しているのであります。
本題に入ります。
そんなみぬま緑地を東西に走っているのが国道463号、さいたま新都心や埼玉県庁、さいたま市役所などと埼玉スタジアムや浦和美園駅、そして越谷市、埼玉県東部を通って千葉へとつながるための大変重要な幹線道路であります。その国道463号の新見沼大橋区間で通行料金が発生することは、利用者の心理的な抵抗となり、う回する車も多いのが現状であります。
そのう回路の沿道住民は、長年にわたり交通安全不安や環境問題に悩まされているのも実情であります。確かに当時の国道463号の慢性的な交通渋滞を早期に解消するための有料道路事業により短期間で整備された経緯は理解していますが、しかし、幹線道路の効果が最大限に発揮し切れていないという思いがあるんです。
新見沼大橋の料金徴収期間は令和8年までのあと4年と伺っておりますが、この区間の無料化は県東部と県南部のアクセス強化や周辺道路の混雑緩和など大きな効果を生むことになり、埼玉県にとっても非常に重要と考えます。
そこで、新見沼大橋有料道路は計画どおりに無料化されるのか、無料化の見通しについてお聞きします。変な答弁であれば、答弁は要りませんよ。県土整備部長にお伺いします。

A   北田健夫 県土整備部長

新見沼大橋有料道路は国道463号バイパスの一部として平成8年11月に開通し、埼玉県道路公社が管理しています。
有料道路は、道路利用者が支払う通行料金により建設費や維持管理費を賄う、いわゆる「受益者負担」の原則で管理運営されています。
国の事業許可上、新見沼大橋有料道路の料金徴収期間は30年間で、令和8年11月に期間の満了を迎えます。
したがいまして、それ以降は、原則として無料化することとなります。
無料化に当たっては、本来の道路管理者であるさいたま市へ管理を引継ぐ事務手続きを終える必要があります。
また、建設費などの債務が残っている場合は、その取扱いに関する検討も必要となってまいります。
このため、県といたしましては、新見沼大橋有料道路の無料化に向け、道路公社と連携して有料道路の利用促進に努めるとともに、さいたま市との移管手続きを進めてまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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