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掲載日:2022年3月30日
Q 渡辺 大 議員(自民)
システム開発に従事する職員以外の職員のリスキリングも重要です。現場の実務に精通していない職員でないと、業務に伴う課題の把握ができません。他方で、ICTに対する知見がないと、当該課題をICTによって解決できるという発想が湧きません。
そもそも課題を課題として認識できないということが考えられます。例えば、RPAというサービスを知らない人間は、データを入力することを当たり前の必要な作業だと認識してしまい、自分の行っていることが非効率なもので、ICTテクノロジーで容易に解決できるものだという認識すら持ち得ません。
そこで、企画財政部長に伺います。それぞれの職員のICTリテラシーについてのリスキリングも重要ですが、この点についてのプランをお聞かせください。
A 堀光敦史 企画財政部長
現場の課題を把握した上でその課題をデジタルで解決するため、職員にICTの知識のリスキリングが必要との議員の御意見には全く同感でございます。
県ではこれまでアプリケーションソフトの使い方など、基礎的な研修から、業務に直接活用できるAIやRPAなどの先進技術を学ぶ研修を行ってまいりました。
また、DX推進の基礎となるWEB会議システムなどの研修も行い、情報リテラシーの底上げに取り組んでおります。
さらに、実践の場として、例えば新型コロナウイルス感染症対策で多忙を極める保健所において、保健所職員と行政・デジタル改革局の職員が一体となって、デジタル技術を活用した業務改善を行っております。
今後、こうした取組を更に強化するため、必要なデジタル人材像を明確にした上で中長期的な育成の指針を定め、計画的に職員の資質向上を図ってまいります。
この指針に基づき、職員自らがデジタルファーストの思考で課題解決ができるよう、リスキリングに積極的に取り組んでまいります。
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