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掲載日:2021年10月21日

令和3年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(杉田茂実議員)

農業生産力の向上について - 埼玉ブランド農産物について

Q   杉田茂実 議員(県民)

埼玉県農林水産業振興基本計画を、9月定例会を機にじっくり読み返してみました。基本計画策定の狙いは、次のように記載されています。
「農林水産業・農山村は、消費者に信頼される良質な食料や木材などの供給に加え、県土の保全、良好な景観の形成、伝統文化の継承、保健休養・やすらぎ等の多面的機能を通じて、県民の豊かな暮らしに寄与しています。また、食品産業、観光業等とも結び付き、地域経済に活力をもたらすなど重要な役割を担っています。現在、農林水産業・農山村を取り巻く環境は、人口減少、デジタル技術の発展、経済の国際化、災害等のリスクの顕在化など、めまぐるしく変化しており、様々な課題に直面する一方、生かすべき機会も生まれています。」とありました。正に、農林水産業・農山村は、古今を問わず私たちの生活の基盤である食料、防災、環境、健康、教育、文化、経済活動を広く包含しております。指標も具体的に明示されており、改めて評価させていただきます。あとは、力強く計画を推し進めていくことが重要と考えます。
そこで、埼玉ブランド農産物について、知事にお伺いいたします。
知事は、今年7月、県産農産物の販売促進に向けたWEB・SNSコラボ企画「埼玉県産農産物応援キャンペーン」について、記者発表されました。これは、県ホームページ「お取り寄せ埼玉県産農産物応援サイト」と県の公式インスタグラム「埼玉わっしょい」を組み合わせ、コラボさせた形で、新たに多くの皆さんに県産農産物の魅力を発信するものです。この企画は、旬の梨「彩玉」、お米の「彩のきずな」など、多くのすばらしい県産農産物を皆さんに知っていただき、買って食べていただくという、消費者の嗜好に合った大変タイムリーな取組であったと思います。
しかしながら、冒頭の御説明で、知事は「埼玉ブランド農産物の認知度は、一部を除き低い」と述べられております。埼玉ブランド農産物の認知度の向上は、県産農産物の販売拡大、農業者の所得の増加、ひいては地域経済の発展に直結するものであります。そのような意味からも、埼玉ブランド農産物の認知度がいま一つ低いというのは、大変憂慮されるものであります。
そこで、知事にお伺いいたします。
1点目は、現時点において、埼玉ブランド農産物として認知度が高い農産物はどの程度あるとお考えでしょうか。また、今後埼玉ブランド農産物としてPRしていきたい農産物は何か、お伺いいたします。
2点目は、埼玉県農産物のブランド戦略についてであります。本県は、野菜、果樹、畜産、米麦、水産等、多くの農産物を生産しております。ブランド力は、質は無論のこと、一定の量も重要な要件であります。また、少量であってもブランド力のあるものもあります。それらを勘案した埼玉農産物のブランド戦略について、知事の御所見をお伺いいたします。

A 大野元裕 知事

埼玉ブランド農産物として認知度が高い農産物はどの程度あると考えるかについてでございます。
令和2年度の県政サポーターアンケートによると、認知度が50%を超える農産物は、深谷ねぎ、狭山茶、さつまいも、米の「彩のかがやき」の4品目でした。
サポーターの半数以上の方が知っていることからすると、これらの農産物の認知度は高いと考えています。
次に、今後埼玉ブランド農産物としてPRしていきたい農産物は何かについてでございます。
県には、本県の気候風土に適していて、おいしく、品質が良い県育成のオリジナル品種がたくさんあります。
そのうち、「彩のかがやき」は約6割の方に知っていただいていますが、梨の「彩玉」は4割、米の「彩のきずな」は3割、いちごの「あまりん」に至っては1割の方にしか認知していただいておりません。
これらの農産物は、私も試食いたしましたが、自信をもって、どなたにも推薦できる品々です。
メディアへの情報発信をはじめ、市場やイベント会場など様々な場面で、私自身が先頭に立ってPRしていきたいと考えています。
次に、埼玉農産物のブランド戦略についてでございます。
農産物のブランド化は、ほかの産地の物産と差別化を図り、競争力を高める上で大変重要です。
本県では、県が育成した品種で、他県の農産物と差別化がしやすく、商品価値が高いものに絞り込み、ブランド化を推進しています。
ブランド化を進めるに当たっては、それぞれの農産物が持つ特徴を最大限にアピールすると同時に、販路とターゲットを明確にして、適切な層にブランドとして受け止めていただけるように戦略と戦術を築き上げてまいります。
まず、「彩のきずな」は、県内の米生産の約2割を量として占めており、昨年度は平成29年度以来2度目となる食味の最高ランクの特Aを取得しています。
この食味、いわゆる「おいしさ」の最高ランク取得を前面に押し出したPRを行い、県内量販店での販売拡大を図ることで、県民の消費拡大につなげます。
また、「あまりん」、同じくいちごの「かおりん」は、ほかの品種と比べてとても甘く、味が濃いという特徴があります。
その味の特徴を生かして、高級食材としてホテルのレストランや洋菓子店などの利用拡大を図り、評価や知名度を高めてまいります。
さらに、私の大好物である「彩玉」につきましては、大玉で甘く、ジューシーであるという魅力を、WEBやSNSを活用して広く発信し、贈答用などをターゲットにするよう需要の拡大や購入の促進を図ってまいります。
ブランド化の取組によって、販路の確保や拡大を図るとともに、価格や収益性の向上を図り、生産量の増加にもつなげたいと考えます。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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