環境科学国際センター > 試験研究の取組 > 研究課題 > 平成30年度研究課題一覧 > 平成30年度研究課題(土壌 H30-R02 潤滑油基油)
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掲載日:2023年2月1日
埼玉県内では油流出事故が年間100件以上発生しており、流出させた原因者の把握、及び再発防止策の実施が重要な課題となっています。しかし、油膜の途切れにより目視での調査が困難になった場合は全て原因不明となっており、目視による調査が困難な状況における調査法を開発が急務です。油排出源調査により被疑施設が立ち入り検査可能な数にまで絞り込めていれば、流出油と被疑施設で保有する油の異同識別を実施することで、原因施設を分析的に絞り込めると思われるが、潤滑油の劣化や潤滑油と水との接触が異同識別指標に与える影響については不明な点が多いです。そこで本研究では、潤滑油の劣化、及び水との接触が識別指標に与える影響について把握することを目的とします。
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