環境科学国際センター > 試験研究の取組 > 研究課題 > 平成30年度研究課題一覧 > 平成30年度研究課題(化学 H26-H29 県内における有機ハロゲン難燃剤)

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掲載日:2023年1月13日

環境科学国際センター研究課題(化学物質・環境放射能担当/H26~H29)

県内における有機ハロゲン難燃剤の汚染実態の把握

(化学物質・環境放射能担当:蓑毛、茂木、大塚、堀井、竹峰;大気環境担当:野尻/H26~H29)

 有機臭素系難燃剤であるヘキサブロモシクロドデカン(HBCD)は、繊維製品等の難燃加工剤として使われていましたが、2013年のストックホルム条約会議でPOPs登録され、製造・使用等を禁止するための措置が講じられることになりました。一方、有機塩素系難燃剤であるデクロランプラス(DP)は、電線やケーブルの被覆樹脂などに添加され、現在も継続的に使用されています。DPは近年汚染物質として注目され始めており、その物性から将来POPs候補として取り上げられることも考えられます。HBCD、DPはどちらも難分解性物質であるため、環境残留性や生物蓄積性が指摘されていますが、環境分析に係る公定法は確立されていません。本研究では、将来の規制を視野に入れ、これら難燃剤による県内の大気、水、底質の環境汚染実態の把握を目的とし、環境動態解明の基礎資料とします。

《研究の概要》(PDF:240KB)

 

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郵便番号347-0115 埼玉県加須市上種足914 埼玉県環境科学国際センター

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