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掲載日:2024年12月10日
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ここでは、飯能県土整備事務所管内の道路施設担当が行っている事業についてお知らせします。
一般県道日高狭山線は、日高市から飯能市を経て狭山市の圏央道狭山日高ICへ接続する主要な道路です。
このため、日高市内では大型車両の通行量が多く、朝夕の混雑時は上鹿山交差点付近が渋滞しています。また、JR八高線の交差部では幅員も狭い状態です。
これを解消するため、平成28年度より一般県道日高狭山線(日高市上鹿山地内)についてバイパス事業を推進しています。
日高狭山線バイパス事業についての情報はこちらです。→ 一般県道日高狭山線バイパス事業について
一般国道407号は、栃木県足利市を起点とし、群馬県太田市、埼玉県内に入ってからは熊谷市、東松山市、坂戸市を経て、入間市に至る延長60.7kmの広域幹線道路です。本バイパスは、交通渋滞の緩和、地域の活性化のために、鶴ヶ島市・日高市において延長2.8kmの整備を進めてきました。
令和6年3月に鶴ヶ島市の0.6km開通し、全線供用開始しました。
主要地方道日高川島線は、日高市を起点に鶴ヶ島市、坂戸市を経由し、比企郡川島町に至る延長22.3kmの幹線道路です。
埼玉県では、交通渋滞の緩和や災害にも強い道路ネットワークの構築を図るため、南平沢交差点から、飯能寄居線バイパスに直結する「南平沢工区」の道路整備を進めてきました。
令和5年3月に延長515m開通しました。
主要地方道飯能寄居線は、飯能市を起点とし、日高市、毛呂山町、越生町、ときがわ町、小川町を経て寄居町に至る延長31.7kmに及ぶ幹線道路です。
当管内を通過する飯能寄居線は、既成市街地を南北に縦断し、近年の交通量の増加に伴い慢性的な交通渋滞が発生していました。
昭和60年4月に最初の工区である長瀬工区が供用開始されてから約34年の歳月を経て、平成30年12月22日に最後の未改良工区であった新堀北平沢工区約2.7kmの整備が完了したことから、飯能寄居バイパスは全線(15.0km)完成いたしました。
新堀北平沢工区が完成したことから、現道の飯能市大字双柳から毛呂山町大字葛貫までの延長8.1kmにおいて供用前後で交通量調査を実施した結果、下り車線の旅行時間が約12分短縮されたことが確認されました。
今後、市街地を通過する現道の慢性的な交通渋滞の緩和や緊急輸送道路としてアクセスの向上が期待されます。
場所 |
飯能市大字双柳地内~越生町大字成瀬地内 |
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延長 |
約15km |
幅員 |
車道6.5m、歩道3.5m(両側) |
跨線橋(日高市道)から飯能方向を見る。
旅行時間の短縮効果
一般国道299号は、一般国道16号から入間市、飯能市などを経て管内を東西方向に貫く主要幹線道路であり、県の代表的な観光地である秩父地域を結ぶアクセス道路でもあります。
日高市台地内の現道は、幅員が狭く歩道のない場所や大型車のすれ違いが困難な箇所が点在していたため、平成17年度に台飯能工区のバイパス整備に着手しました。
平成28年度には工区内に流れる大沢堀川に橋長93mの「台大橋」が完成し、平成29年7月1日をもちまして、供用開始しました。
場所 |
日高市大字台地内~飯能市大字飯能地内 |
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延長 |
約1.5km |
幅員 |
車道7.5m、歩道2.5m(両側) |
日高市側から飯能市側を見る。
一般国道299号の当該区間は、鉄道高架下を通過する2箇所の道路幅員が狭く、大型車のすれ違いが困難なことからその解消が望まれていました。
そこで、この箇所を回避するため、平成18年度から吾野トンネルと取付道路を合わせた延長860mのバイパス整備を行い、平成27年3月に開通しました。
場所 |
飯能市長沢~飯能市井上 |
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延長 |
約860m(トンネル区間567m) |
幅員 |
車道3.25m×2車線、路肩0.5m×2 |
吾野トンネル(秩父側坑口交差点)
建武(けんむ)橋は入間市内において、一般国道463号が西武池袋線(武蔵藤沢駅~稲荷山公園間)を跨ぐ橋りょうです。
本橋は昭和14年に上部工が架設され、老朽化が激しく耐震補強が困難な橋りょうであったため、平成24年より架け換え工事を進めています。
片柳二号(かたやなぎにごう)橋は、坂戸市内において、一級河川飯盛川にかかる一般国道407号の橋りょうです。
一級河川飯盛川は流域の宅地開発の進行により河川への流出量が増大していますが、本橋がボトルネックとなっているため、本橋上流側で浸水被害が発生しています。
そこで、この状況を解消するため、河川の拡幅に合わせた橋りょう架け換え事業を進めています。
霞(かすみ)橋は、入間市内において、一級河川霞川に架かる一般国道299号の橋りょうです。
現橋は1942年(昭和17年)に架けられ、老朽化が進んでい平成17年度より架け換事業を進めています。
また、霞橋架換え予定箇所は、入間市駅北口土地区画整理区域内に位置しており、入間市の土地区画整理事業と共同で事業を実施しています。
位置図 | 着手前 |
藤沢(ふじさわ)橋は、入間市内において、一級河川不老川にかかる主要地方道川越入間線の橋りょうです。
平成28年8月の台風9号により不老川流域である入間市・狭山市では住宅の床上浸水など甚大な被害が発生しました。このため、埼玉県では平成29年度から不老川流域の緊急治水事業を集中的に実施しています。主要地方道川越入間線が不老川を渡河する藤沢橋については、橋りょうにより河川の流れが阻害されているボトルネック箇所となっているため、架け換え工事を実施しています。
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