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掲載日:2021年8月31日

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定例記者会見の知事発言内容(8月31日)(テキスト版)※抜粋

   本日は私の方から2点、ご報告をさせていただきたいと思います。
   療養終了の報告が業者からなされていなかったために、療養者数が過大に報告されていた件につきましては、昨日までに療養終了者及び療養者数を確認をし、正しい数字に訂正をさせていただいたことを報告をしたところでありますけれども、自宅療養者の今後の健康観察については、この業者と関係があることでございますので、しっかりと強化をする必要があると考えております。
   この体制についてご説明をいたします。表の一番上の方のこの部分でございますけれども、これまで宿泊・自宅療養者支援センターについては、A社に委託をしておりました。しかし、この支援センターの運営を担うA社については、患者の急増に伴い、この業務がオーバーフローして、できなくなったということになりました。
   そこで、業務を分担する事業者を追加で選定をすることといたしました。現在、新たな事業者と接触をしているところであり、業務の受託を検討をさせているところであります。 新たな事業者による、業務が立ち上がるまでの間につきましては、保健所が健康観察を行うため、派遣看護師30人、並びに事務職38人を追加で派遣をし応援として入れております。 また、同時に別の事業者を急遽手配をし、一部の観察業務については委託をしているところでございます。
   次に表の中段、保健所の部分ですけれども、保健所における健康観察業務を効率化するため、患者の情報を共有するシステムであるHER-SYSの自動架電機能等を活用いたします。 自動架電やショートメールで健康状態が確認できない、こういった療養者については、電話による連絡を行い、必要な場合には診療につなげて参ります。
   最後に、協力医療機関ですけれども、自宅療養者の健康観察に協力をいただけると手を挙げた医療機関は500をすでに超えております。そこで、健康観察を委託する患者を協力医療機関につなぐ窓口を、県庁の内部に新設をし、協力医療機関による健康観察を強化をすると、この三本柱で自宅における療養体制等を含め、しっかりと健康観察を強化する体制を敷いて参ります。
   次のパネルですが、そして、これらの結果により正確な療養者数も公表ができるようになりました。改めて、ご迷惑をおかけした方にお詫びを申し上げたいと思っています。
   そこで1点、県民の皆様にお願いであります。このPCR陽性率を見ていただくとわかる通り、埼玉県は一貫して1年以上、PCRの陽性率が最も首都圏でも低く、つまり、検査が足りている県でございました。 他方で、大規模病院を中心に、数多くの陽性者を受入れるために、医療体制が逼迫をしております。 そこで、県民の皆様にお願いですが、検査については、埼玉県は高知県と2県だけ、すべての検査診療機関をホームページで公表しておりますので、重症患者等を受入れる可能性が高い大規模病院ではなく、ぜひ、このホームページをご利用をいただき、診療検査機関で受診をし、検査をしていただきたいと思います。ここに示したとおり、埼玉県は十分な検査能力を一貫して維持し続けています。大規模病院ではなく負担が少ない、より負担をかけないように、ぜひホームページでお近くの診療検査機関を探していただき、受診をしていただきたいと思います。
   次に、「ちょこたび埼玉」オンラインストアでございますが、そこでは「埼玉県産品応援キャンペーン」について行っているところ、報告をさせていただきたいと思います。長引くコロナ禍により、観光地や催し物での県産品の売り上げが残念ながら減少し、生産事業者の方々は大変ご苦労をされております。 そこで明日からですが、9月1日より県公式観光サイト「ちょこたび埼玉」内のオンラインストアにおいて、埼玉県産応援キャンペーンを開始します。このキャンペーンを通じ、県民をはじめ全国の皆様に対し、埼玉の様々な県産品をお得な価格で購入をしていただき、あるいは楽しんでいただくことにより、事業者の方々も支援していきたいと思っています。すべての商品は、国内送料を無料とさせていただきます。加えて、季節やテーマごとの特別キャンペーンも実施します。キャンペーン中は商品によっては最大に2割引になります。大変お得にご購入いただけます。
   9月は、ビールセット、カレーのセット、あるいは和菓子、狭山茶などが対象となります。 オンラインストアには、埼玉の魅力的な県産品を揃え、現在446品目が掲載予定となっており、県内各地の県産品を一度に購入をすることが可能であります。 今後もさらに拡充し、豊富な品揃え、そしてお得な価格、そして素晴らしい埼玉県の県産品を紹介できる魅力的なサイトにしてまいります。 具体的には、1例を申し上げると、草加せんべいや五家宝などの埼玉銘菓、地酒やワイン、うどんなどの埼玉名物の食品のほか、熊谷染のふくさ、武州正藍染めののれん、行田の足袋などの民工芸品も揃えております。
   さらには、十万石まんじゅうや、コエドビール、サイボクハムなどの有名メーカーの商品も扱うとともに、彩のかがやき、狭山茶や豚肉、ユリなどの農産物も扱って参ります。 オンラインストアは県公式観光サイト「ちょこたび埼玉」の中にあります。県産品と合わせて、県内の観光地の魅力も全国的にPRをしていくつもりでございます。
   事業者の売上回復とともに、新たな顧客獲得や県外への販路拡大を図りながら、コロナ収束後の観光需要回復にもつなげたいと考えています。
   現在は外出の自粛をお願いしている最中であり、大変お得なキャンペーンをネット上でぜひお楽しみをいただき、様々な魅力的な県産品をご自宅で楽しんでいただく、あるいは大切な方に贈り物として送っていただく、ぜひご活用いただきたいと思います。まずは、「ちょこたび埼玉」で検索をしていただきたいと思います。県産品事業者の応援にも繋がりますのでこの機会にぜひ県産品をお試しをいただきたいと思います。 私の方からは以上でございます。

お問い合わせ

知事直轄 報道長  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎1階

ファックス:048-830-0029

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