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掲載日:2022年7月6日
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特殊詐欺とは、犯人が電話やハガキ等で、親族や公共機関の職員などを名乗って信用させ、現金やキャッシュカードをだまし取ったり、医療費の還付金が受け取れるなどと言ってATMを操作させて犯人の口座に送金させる犯罪の総称です。(令和2年1月から、特殊詐欺の手口は下記の10種類に分類されています。)
埼玉県では、多発する特殊詐欺被害への対策を推進するため、平成31年3月19日「特殊詐欺撲滅条例(PDF:192KB)」が制定されています。
親族等を名乗り、「鞄を置き忘れた」「お金が必要だ」などと言って現金をだまし取る(脅し取る)手口です。
警察官、銀行協会職員等を名乗り、「あなたの口座が犯罪に利用されており、キャッシュカードの交換手続が必要です」と言ったり、役所の職員等を名乗り「医療費などの過払い金があり、こちらで手続をするのでカードを預かります」などと言って、暗証番号を聞き出しキャッシュカードや通帳をだまし取る(脅し取る)手口です。
有料サイト等について「未払いの料金があります。今日中に払わなければ裁判になります」などとメールやハガキ(封書)で知らせ、金銭等をだまし取る(脅し取る)手口です。
医療費、税金、保険料等について、「還付金があるので手続をしてください」などと言って、被害者にATMを操作させ、被害者の口座から犯人の口座に送金させる手口です。
実際には融資しないにもかかわらず、簡単に融資が受けられると信じ込ませ、融資を申し込んできた人に対し、「保証金が必要です」などと言って金銭等をだまし取る(脅し取る)手口です。
価値が全くない未公開株や高価な物品等について嘘の情報を教えて、購入すればもうかると信じ込ませ、その購入代金として金銭等をだまし取る(脅し取る)手口です。
「パチンコ打ち子募集」等と雑誌に掲載したり、メールを送りつけ会員登録等を申し込んできた人に会員登録料や情報料として支払わせて金銭等をだまし取る(脅し取る)手口です。
「女性紹介」等と雑誌に掲載したり、メールを送りつけ、女性の紹介を申し込んできた人に会員登録料や情報料として支払わせて金銭等をだまし取る(脅し取る)手口です。
上記に該当しない特殊詐欺のことを言います。
警察官や銀行協会、大手百貨店等の職員を名乗り「キャッシュカードが不正に利用されているので使えないようにする」などと言って、隙を見て同キャッシュカード等をすり替えて盗む取る手口です。
累計(1~12月) | |
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認知件数 | 1,082件(前年比+56件) |
被害金額 | 23億7,350万円(前年比+4,063万円) |
特殊詐欺認知件数と被害金額の推移(平成22年から令和3年)
公的機関はATMでの還付はしません!
市職員、社会保険庁職員、税務署員などになりすまし、
などの還付金があります。
いますぐATMに行って操作すれば、現金で還付します。などと言い、ATMへ行くように指示し携帯電話で連絡を取りながら、言葉巧みに振込みをさせます。
公的機関はATMでの還付はしません!
「ATMについたら(携帯電話で)連絡してください。」という指示のあるものは、すべて嘘です!
警察官、市役所職員及び金融機関職員等を装ってキャッシュカードを騙し取りお金を引き出す手口やキャッシュカードをすり替えて盗む取る手口が多く発生しています。
絶対に、
ようにしましょう。
被害者に「あなたのキャッシュカードが悪用されている」「偽造されている」と言い、「キャッシュカードを封印しましょう」等と、犯人があらかじめ準備した封筒にキャッシュカードと暗証番号を書いた紙を入れさせて、封印するために「印鑑を持ってきてください」と言って目を離したすきに別の封筒とすり替えて盗み取るものです。
中には、信用させるために、キャッシュカードに切り込みを入れさせた例もあります。
県警の調査によると、キャッシュカードをだまし取られた被害者のうち65%が手口を知らなかったと回答しています。こうした状況を受け、県と県警で、手口を知ってもらうために啓発DVDを作成しました。
音声と映像により、分かりやすく手口を学ぶことができます。映像はYouTubeの県警公式チャンネルからも視聴することができます。
多くの人が詐欺の手口を知りながら被害にあっています。被害にあわない最も有効な対策、それは「犯人と話をしないこと」です。
犯人は証拠となる自分の声が残るのを嫌がります。本当に要件のある方はメッセージを残してくれますので、折り返し電話をかければいいんです。「でも、いつも留守にしてると思われるのは?」というご意見もありましたので、県では特殊詐欺対策用留守番電話用応答メッセージを作成しましたので、是非ご活用ください。
相手の番号が表示されるナンバーディスプレイや自動で警告・録音する機能が付いた電話機や、今お使いの電話機に後付けできる対策機器も非常に有効です。※詳しくは特殊詐欺対策機器の紹介をご覧ください。また、県では対策機器に実際触れて機能を体験できる、特殊詐欺被害防止ワークショップも実施しています。
埼玉県警察HPにて、県政サポーターアンケートの結果を公開しています。
ストップ・オレオレ詐欺47(SOS47)プロジェクトとは、全国で被害が相次ぐオレオレ詐欺を食い止めるため、国家公安委員会委員長から「特別防犯対策監」及び「特別防犯支援官」として委託を受けた芸能人たちで結成されたプロジェクトチームです。
詐欺被害を防止するための方法を、漫画や動画で発信しています。
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