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掲載日:2024年1月30日
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埼玉高速鉄道(SR)は沿線住民の通勤通学の足として多くの人が利用しています。
高校生編に続き今回は、沿線の大学や専門学校に通学する学生のかたに、川口と浦和美園の2つの会場に集まって頂き、沿線の魅力について語っていただきました。
川口会場には県立川口高等技術専門校の学生7名、埼玉学園大学の学生3名、目白大学の学生2名とSRにインターンシップ研修中の跡見学園女子大学の学生1名に参加いただき、沿線の魅力について語っていただきました。
今回のメンバーは、埼玉県内だけでなく千葉県や東京都内に住んでいる人もおり、浦和美園駅や東川口駅以外にはあまり馴染みがない人もいましたが、埼玉高速鉄道の沿線情報パンフレット『エキトコ』も参照しながら、沿線地域の魅力について話し合ってもらいました。
まず、埼玉高速鉄道の魅力については、
「東京まで1本で行けるのは魅力的」
「電車が比較的空いていて、座れるのは通勤通学時にうれしい」
「埼玉スタジアムへのアクセスが良いので、サッカーをはじめとしたイベントに行きやすいですね」と、その利便性に注目した意見が多く挙がりました。
一方、沿線のスポットに目を向けてみると、
「東川口はおいしいラーメン屋※1さんが多い」
「沿線には、浦和美園駅のうさぎ駅長や大崎公園※2のレッサーパンダなど、可愛い動物がいます」
「大崎公園は、一年中家族で楽しめる公園として、春や秋の行楽シーズンには保育園、幼稚園、子ども会などにも広く利用されているそうですよ」
「愛らしいうさぎ駅長を一目会いに浦和美園駅を訪れる人も多いそうで、インスタグラムで見ました」とのことです。
県民健康福祉村※3については、
「1年中プールに入れるなど、遊べる施設がたくさんあります」「身体に気を使う高齢者が運動することができるそうですよ」
「ジョギングコースやサイクリングコースがあり、一日をさわやかに汗を流すも良し、家族で憩うも良し、皆で楽しむも良しの多彩な施設ですよ」との話も出ました。
また、
「沿線は治安がとても良いと感じるので、一人暮らしの学生でも安心なのでは」
「沿線は神社※4も多く寺社巡りもできそう。最近、御朱印ガールといわれる女子が神社を巡るのがブームとなっているので、女子にもうけそう」とのことです。
※1東川口の「ラーメン屋」
※2「大崎公園」
※3「埼玉県県民健康福祉村」
※4「川口市内の神社」
次に、目白大学から参加した2名から大学の取組を紹介してもらいました。
「沿線にある目白大学では、8月の1週目に流しそうめんが体験できます。流しそうめんは学外にも宣伝しており、地域のお年寄りから子供まで幅広く参加しています」といった話に加えて、
「大学では、高齢者が参加する『65歳大学』を開講しています。学園祭には農家が参加して野菜を販売するなど地域と交流しています」など、地域の皆さんが参加できるイベントを行っているそうです。
「沿線の大学がこうした取組を行うことで、沿線エリアを活性化できれば良いと思います」とのことです。
沿線のことはあまりよく知らないという人もいる中で始まった今回のグループインタビューですが、みんなと話している中で、たくさんの魅力を発見できたという感想が多く聞かれました。
「ふだんは用事のある駅にしか降りなかったのですが、今回、他の駅の情報を知ることができました」
「今回、『エキトコ』というパンフレットを参考にしましたが、飲食店などの情報を知ることができ、機会があれば行ってみたいと思いました」
「SRは南北線に直通しているので、都心に通勤通学する人には便利な路線だと感じました。自分も、都内に行くときに利用してみたいと思います」
「目白大学のように、地域との交流を考えている大学や学校は多いと思います。それらの取組をうまくPRできれば、県内外の人に足を運んでもらうきっかけになるのではないかと思います」
「イベントなどに限らず、SNSに投稿したくなるような場所・ものがあれば口コミで魅力が広まるのではないかと思います」
魅力を伝えるためには、何よりもまず沿線に「来てもらう」こと。そう考えた人が多いようです。
参加した学生の中には、
「沿線に何があるのか、どんなイベントがあるのかといった情報を、SNSなどのコンテンツも活用しながら、大学生ならではの視点で、積極的に発信していきたいです」との話もありました。
最後に今回のインタビューで、沿線の魅力をいろいろな人に知らせたいという声が多かったことからこれらの魅力をアピールするキャッチフレーズを考えてもらいました。
※5「フリーパス」
浦和美園会場は浦和大学の学生10名とSRにインターンシップ研修中の跡見学園女子大学の学生2名に参加いただきました。
まず始めに、大学生が感じている沿線の魅力について、意見を出し合いました。今回の参加者も沿線に住んでいる人や県外や都内から通っている人にも集まってもらいました。沿線外、県外の人から見ても、SR沿線で魅力的に感じられるポイントがたくさん出ました。
まず、埼玉高速鉄道に対するイメージを伺ってみました。
「駅がきれいだし、車内は空調がよく効いていて快適です」
「車内が比較的空いているので、通勤・通学が楽です」
「南北線で後楽園まで1本で行けるので、野球観戦など都内に行くのにすごく便利です」
といった意見が出ました。
次に、沿線の魅力として挙がってきたのは、高校生のグループインタビューと同じく、(当サイト内学生インタビュー - 高校生インタビュー参照)
「東川口駅周辺には評判のいいラーメン屋が多いですね」
「おいしいパン屋さんがあるとよく聞きます」といったグルメ情報でした。
浦和大学の最寄り駅である浦和美園駅については、
「埼玉スタジアム2○○2※6に近いことが一番の魅力で、サッカーの試合があるときには必ず利用しています」
「浦和美園まつり&花火大会※7は是非行ってみたい」
「『ラビたま駅長』※8がいるとは知らなかった。 動物の駅長は話題になるので、人を呼べるトピックスになるのでは」との意見がありました。
また、
「川口市立グリーンセンター※9が気になる! 夏はプール、冬はスケート場と、1年中遊べるみたい」
「そういえば小さい頃、グリーンセンターにはよく行っていました。子どもが乗れるミニSLがあって、それに乗っていた記憶があります」とのこと。
「こうして見ると、都内に行かなくても楽しいスポットがたくさんありそう」
「遊びに行くときは都内に出てしまっていたけれど、パンフレットを見ると沿線にも意外に遊べそうなスポットがありますね」といった今まで気づかなかった沿線の魅力を発見できたようです。
<一口メモ>
※6「埼玉スタジアム2○○2」
※7「浦和美園まつり&花火大会」
※8「ラビたま駅長」
※9「川口市立グリーンセンター」
次に、今回のグループインタビューでは、こども学科の学生のかたが多いことから、沿線の子育て環境についても考えてもらいました。
「小さい子どもを持つ親にとっては、良い託児施設があることが大切」
「実は、浦和美園駅と南鳩ヶ谷駅には駅型保育所※10があるそうです。働いている親にとっては駅直結の保育所で子どもを預かってもらえて便利!」参加した大学生の中には知らなかった人もいて、「共働きの家庭では駅で子どもを預かってもらえると便利ですね」と感心していました。
「浦和大学には、託児所とは少し違いますが、大学の一室に3歳児までが遊べる『親子のひろば ぽっけ』※11というこどもコミュニティセンターがあります」
「大学内の緑に囲まれた空間で親子がゆったりと時間を過ごせますし、地域の親子と学生が交流を図れる場所になっています。もっと多くの人に利用してほしいですね」との話です。
<一口メモ>
※10「駅型保育所」
※11「親子のひろば ぽっけ」
次に、グループインタビューに参加する前と参加した後で、沿線のイメージがどう変わったかを聞いてみました。
「それぞれの駅周辺に飲食店などが充実していることがわかりました。フリーパスを購入して、街歩きをしてみたいと思いました」
「花火大会があることは知らなかったので、是非見てみたいと感じました」
「SR沿線は、小さい子どもが遊べるプールや公園が充実していることがよくわかりました。保育実習で近隣の保育園をまわるので今回の企画は良い勉強になりました」と、それまであまり意識しなかった沿線の魅力に改めて興味がわいた人が多かったようです。
また、
「力のあるインフルエンサーの協力を得て、SNSでグルメ情報などを発信してもらえば口コミで魅力が広がるのではないでしょうか」
「幼稚園や小学生のうちに沿線を散歩するような機会があれば、やがて大人になってから自分でSR沿線スポットに出かけるようになるかもしれません」
「地元の老舗和菓子店と商工会が開発したソース揚げ饅頭を食べたことがあります。鳩ヶ谷にはソースメーカーの工場があり、このソースを混ぜたカリカリの饅頭の生地にじゃがいもとチーズが入っていて非常においしいので、これを町おこしの目玉にしていけばよいと思います」との話も出ました。
最後に、川口会場の学生のかたと同様に、SR沿線の魅力をアピールするキャッチフレーズを考えてもらいました。
『お腹が空いたらSR』
「どこの駅で降りても、おいしいお店がたくさん。子どもと一緒に、グルメを楽しんでほしい」とのこと。
『こどもに優しいSR』<
「浦和美園駅のラビたま駅長や、大崎公園の子ども動物園など、子どもが喜ぶスポットがある」とのこと。
『おいでよ動物の森〜もう「ださいたま」とは呼ばせねぇ〜』
「動物園があったり、ラビたま駅長がいたりと、動物がいるスポットが多いので、そこをアピールポイントにし、埼玉は「ださいたま」と言われてしまうので、ださくないことも伝えたい」とのこと。
今回は、学生のかたをはじめ、各学校の先生方など多くのみなさまにご協力をいただきました。関係者のみなさまに深く感謝いたします。
さて、SR沿線には、学生一押しの飲食店が多い、地域とつながりを持つ大学がある、公園や託児所など子育て世代が住みやすい環境が整っていることを教えてもらいました。記事の中で取り上げられなかった施設等も学生からたくさん挙がりました。当HPでも様々な沿線の情報を発信していきます。是非足を運んでみてください!
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