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掲載日:2022年11月2日
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「埼玉県長期水需給の見通し」は、本県の水道用水、工業用水、農業用水の水利用の現状を把握するとともに、将来の水需給を予測し、関連施策を進めていくための基礎資料とするものです。
本県は、昭和30年代まで生活や産業に必要な水を主に地下水に依存してきましたが、その後の人口増加、生活様式の高度化、産業構造の変化等により水需要が急激に増大し、それに伴い地下水の過剰汲み上げによる地盤沈下が問題となりました。
そのため、本県は水源を地下水から河川水(表流水)に転換していくこととし、ダム等の水資源開発施設の建設に参画してきました。
水資源開発施設の建設は、国が関係都府県と調整を図り、長期的な水需給を見通したうえで「水資源開発基本計画(フルプラン)」を策定し進めています。
埼玉県長期水需給の見通しは、目標年度を平成27年度として平成11年度に策定し、その後、平成15年度及び平成19年度に人口推計の見直し及び第5次フルプラン策定に対応し見直しました。特に、第5次フルプランにおいて、近年の降雨状況による流況の変化等を考慮した供給可能量(10年に1回程度発生する渇水時にも水を供給できる量)が示されたことから、同様の考え方に基づく見直しを行いました。
平成29年5月に国が国土審議会からの答申「リスク管理型の水の安定供給に向けた水資源開発基本計画のあり方について」を踏まえ、第5次フルプランを改定し新たなフルプラン(第6次)を策定することを公表したことから、平成29年10月に本県の長期水需給の見通しについても第6次フルプランと整合が図れるよう目標年度を令和12年度とし見直しを行いました。
今回、第6次フルプランが令和3年5月28日に閣議決定され、既往最大級の渇水と同程度の規模の渇水における供給可能量等が示されたことから同様の考え方に基づく改訂を行いました。
1水使用実績の推移
(1)水道用水
(2)工業用水
(3)農業用水
2長期的な水需給の見通し
(1)水道用水
(2)工業用水
(3)農業用水
3関連施策推進の視点
(1)水道用水の安定供給
(2)水資源開発施設の早期完成
(3)既存施設の徹底活用
(4)健全な水循環の構築
参考:用語解説
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