埼玉県議会 県議会トップ画像

本会議及び予算特別委員会の生中継・録画中継をご覧になれます。

会議録の内容を、検索したい言葉や発言者などで検索できます。

ここから本文です。

ページ番号:269806

掲載日:2025年7月4日

令和7年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(内沼博史議員)

八潮市道路陥没事故に関する県の対応について-再発防止に向けて-

Q 内沼博史 議員(自民)

これまでにない規模の下水道管に起因する陥没事故であり、このような事故は、今回の八潮市で最後にしなければなりません。この経験を再発防止に生かさなければなりません。知事の今後の方針をお聞かせください。

A 大野元裕 知事

これまで埼玉県では、国の規定よりもきめ細かに5年に1回の頻度で全ての下水道管の調査を行い、今回の事故発生箇所の3年前の調査においても、この地点だけ特異な状況ではなかったにもかかわらず、40年を経て、特異な問題が認知されなかったこの箇所において、わずか3年の間に大きな陥没事故の発生に至った原因が不明と言わざるを得ない状況であります。
このため、まずは原因究明委員会で原因の究明を進めていただき、その結果を今後の再発防止に生かしてまいります。
また、地下3メートル以上の深さの空洞調査では、電磁波等の技術を活用することができず、流量が多く止めることができない箇所では、管内に人が立ち入って点検・調査を行うことも困難であります。
流域下水道は全国に普及していることから、今回の事故の原因究明の結果を踏まえた、点検・調査の適切な頻度や現実的な手法の確立が急務であると考えます。
このため、事故発生県として再発防止に向け、今回の事案で判明した課題を発信していく責任があると考えており、大規模な下水道管の点検・調査の頻度および手法の抜本的見直しや、点検・調査の結果を踏まえた対策方法の確立など、本事案で判明した様々な課題について国や全国に発信し、また、国による主体的な取組を求めるなど、安全・安心な社会づくりに全力を挙げてまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

お問い合わせ

議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?