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ページ番号:247264

掲載日:2023年12月28日

令和5年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(武内政文議員)

国際バカロレア認定校はいつ実現するのか-決断の時期にきている-

Q 武内政文 議員(自民)

検討始めて、はや8年目を迎え、検討段階は過ぎたと言えます。早急にやるやらないの結論を出すべきであります。やめるという勇気も必要です。実施するのであれば、未来への投資として実施目標年度決めて、バックキャスティングの手法で来年度からでも本格実施の手続に入るべきと思います。教育長の決断の弁をお願いいたします。

A 日吉亨 教育長

先程御答弁申し上げましたが、他県の状況を調査したところ、導入に関する新たな課題も確認しております。
県では、他県等の認定校における志願状況や、卒業後の海外大学等への進学実績、また保護者の経済的負担など様々な課題を踏まえて、なお、本県において安定的かつ継続的に志願者が見込めるようなニーズがあるのかなどの調査について今年度中に実施をしたいと考えております。
この結果を踏まえ、慎重に検討した上で、国際バカロレア認定校の導入に関する結論を得るよう努めてまいります。

再Q 武内政文 議員(自民)

今さらなんですけれども、これから県内のニーズ調査を行うということでありますけれども、やはりスピード感が必要です。この調査結果を基に、来年度、では結論を出すという理解でよろしいですか。

再A 日吉亨 教育長

国際バカロレア認定校の導入に関しては、子供たちの進路選択や将来に大きな影響を与えるものであると考えておりますことから、慎重な検討が必要であり、現時点では明確な時期は申し上げられませんが、ニーズ調査等の結果を踏まえ、できる限り早期に結論を得るよう努めてまいります。

再々Q 武内政文 議員(自民)

こうした課題というのは、時間をかければ解消できるという話ではないと思います。
県として、グローバル人材を育成するということを重点施策として位置付けるのであれば、まず実施することを決めるべきだと思います。
そういう意味で、本気でグローバル人材の育成に取り組むつもりはあるのか、教育長にお伺いします。

再々A 日吉亨 教育長

グローバル人材の育成は、本県にとって重要な課題の一つであると認識しております。
県では、生徒の海外派遣やALTの配置などとともに、これまでの研究事業の中で研修等に参加した教員が、国際バカロレアの手法を生かした研究授業を実施し、他の教員へ指導方法を普及させることなどを通じて、グローバル人材の育成に努めております。  国際バカロレア認定校の設置について、現段階では明確なお答えは申し上げられませんが、こうした取組を通じ、今後の授業改善や教員の資質向上を図ることで、グローバル人材の育成に本気で取り組んでまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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