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掲載日:2023年7月14日

令和5年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(白根大輔議員)

DX推進と生成AIについて(ChatGPTなど)

Q 白根大輔 議員(民主フォーラム)

生成AIとは、文書や画像など自動的に生成することができるAIのことです。チャットGPTというのは、その中でも特に高度な会話ができる生成AIとなります。
先日、我々の会派でもマイクロソフトの担当の方を講師に招き、「チャットGPTと自治体における活用案」という勉強会を実施いたしました。3月に廃止された県のAIチャットボットでは、全ての県民が求めていることを解決するのではなく、過去の情報の蓄積によって判定するため、新しい事柄がチャットボットには入力された場合でも解決はできていませんでした。今回のチャットGPTでは、インターネットの環境があれば最新の情報に更新され回答してくれますので、これまでのAIチャットボットとはわけが違います。
そこで、企画財政部長に伺います。
従前のチャットボットとの違いも含め、現在の生成AIをどう評価するのか、御教示ください。
さらに、この生成AIは行政内部での活用のみならず、例えば、小規模店舗等への支援としてホームページを作成するとかですね、事業計画の作成、補助金申請等の文書作成などあらゆる支援ができると思われますが、商工支援の活用も期待ができるかと存じますが、御答弁をよろしくお願い申し上げます。

A 中山貴洋 企画財政部長

生成AIは、専門的知識がなくても誰でも簡単に活用でき、文章や画像など多彩な成果物を生み出すことができる画期的なツールと考えております。
従来のAIチャットボットと比べても、あらかじめ入力されたデータだけでなく最新の情報も学習し、自然な会話を通じて利用者の求める回答を示すなど優れた機能を有しております。
一方、生成AIは文章の意味を理解しているわけではなく、正確さを欠く情報が混じることもあるため、県民向けの情報提供サービスに活用するには注意が必要となります。
このため、まずは県庁内部で完結する事務を対象に、文案作成や文章校正、議事録の要約、企画立案のアイディア出しなどで活用できるのではないかと考えております。
また、議員ご指摘の商工支援につきましても、県庁内部での活用を通じて得たノウハウを、県内事業者の方々に還元できる可能性がございます。
人手の少ない小規模事業所では、定型的な事務の効率化から広報の企画・文案作成まで幅広い活用が考えられます。
本県が目指す社会全体のDXの実現には、行政のみならず、県民、事業者すべての領域でデジタルを有効活用する必要があり、幅広い分野における生成AIの普及・活用に取り組んでまいります。

 

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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