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掲載日:2022年10月19日

令和4年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(齊藤邦明議員)

警察関係について - 警察官が制服のまま買い物等をすることについて

Q   齊藤邦明 議員(自民)

「食べられるときに食べておけ」、県議会でお世話になり始めの頃に先輩から御助言をいただきました。県議会での活動は急な呼び出しも多く、会期中はその頻度が高まります。今でもその教えを守り続けておりますが、食べておいて良かったなと思うことが、これまでに何度かありました。
我々とは比べ物にならないほどに、警察官は食事や休憩の時間が不規則なのだろうと思います。常に緊急事態に備えておかなければならず、事件や事故が起これば、すぐに現場へと急行いたします。恐らく、食事や休憩を取らないまま働き続けている日もあるのだろうと考えます。
そのような職務ですから、警察官が制服姿のままコンビニ等で買い物をしていることをさぼっていると捉える方は少ないと思います。何かやましいことがない限りは、パトカーや警察官が立ち寄ってくれたことにありがたさを感じる方が大半なのではないでしょうか。姿が見えるだけで、特殊詐欺、万引き、強盗などに対する犯罪抑止効果があると思うからです。
そこで質問いたします。
警察官が制服姿のまま買い物や食事をすることについて、警察本部長はいかがお考えでしょうか、御所見をお聞かせ願います。

A   鈴木基之 警察本部長

県警察では、交番・駐在所、パトカー等で活動する地域警察官が制服を着用したまま物品を購入することを認めております。
地域警察官は、勤務指定に基づき勤務しておりますが、常時、事件・事故等に即応する必要があるため、正規の休憩時間に食事をとることができない場合があります。また、その日の勤務を継続するうえで、医薬品や衛生用品、衣類、文房具等が必要になる場合があります。
こうした場合には、現場活動終了後など、制服を着用したままコンビニエンスストア等において、必要な飲食物や物品を購入しております。
また、制服を着用したままの警察官が、飲食物等を購入するためコンビニエンスストア等に立ち寄ることは、コンビニ強盗や万引き、ATMを利用した還付金詐欺等の各種犯罪を抑止するうえで非常に有効であると認められます。
なお、食事につきましては、交番等への来所者や事件・事故等に即応しなければならないことから、交番等の警察施設において食事をとることとしております。
県警察としましては、今後も引き続き、制服警察官による物品購入を兼ねた立寄り警戒を効率的に進めてまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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