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掲載日:2022年3月30日

令和4年2月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(松澤 正議員)

犬や猫等と共生する社会の実現に向けた対応について - 動物愛護の教育の推進について

Q  松澤 正 議員(自民)

先日、私の事務所に動物保護ボランティア活動をしている団体の方の訪問がありました。川口市の安行小学校の協力を得て、オンラインによる「命の授業」を行い、アンケート調査まで取り入れてくださり、感謝されたとの話を伺いました。
ボランティア団体では殺処分される猫の数を減らすため、野生の猫を保護し、不妊や去勢手術をした上で元の場所へ返すという活動を行っております。この活動の様子を聞き、子供たちがその賛否について考え、意見交換することを通して動物の命を守ることについて考えるという授業内容です。子供たちが動物の保護活動をされている方から直接話を聞き、命の大切さについて考えることができる、すばらしい取組であると感じました。
こうした取組を学校で行うことは、動物愛護の教育を推進するために重要かと思います。動物を大事にする心を育むことは、優しさや命の尊さを理解することにつながります。ひいては家族や友人など人の命を大事にすることや、いじめの防止などにもつながっていくのではないでしょうか。そのため、未来を担う子供たちには、これまで以上に動物とのより良い関わり方を学んだり、命の大切さについて考えたりしてもらいたいと思います。
そこで、動物愛護の教育を推進するために、このような取組を広く県内に普及させていくことができないかと考えますが、教育長の見解を伺います。

A 高田直芳 教育長

議員お話しのとおり、動物愛護の教育を推進していくことは、優しさや思いやりの心を育み、命の尊さを学ぶことやいじめの防止などにもつながっていくものと考えます。
小学校では、生活科の学習において、動物や昆虫などを飼育する活動を通して、生き物への親しみをもち、命を大切にしようとする心情や態度を育んでおります。
また、小中学校の道徳科においても、生命尊重や自然愛護を題材とした教材をもとに話し合う活動などを通して、命の尊さや動植物を大切にしようとする道徳性を育んでおります。
県内の小学校の中には、獣医師を招いて、学校が飼育しているうさぎとの接し方や命の大切さなどを子供たちに教える出前授業をしている事例もあります。
県では、今後議員お話しの事例を含め小中学校の動物愛護に関する優れた取組を収集し、市町村の担当者が集まる会議で広く紹介するなど、動物愛護の教育の推進に努めてまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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