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掲載日:2021年10月21日

令和3年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(逢澤圭一郎議員)

高州三丁目地域の雨水対策について

Q   逢澤圭一郎 議員(自民)

三郷市は、潮位の影響を受けやすく、特に満潮時に大雨が重なると河川の水位が下がらず、地域の雨水が河川へ流れづらくなる場合があります。そのため、台風などの雨水対策については、大場川の水を素早く河川へ流すことが重要であることから、大場川上流排水機場や大場川下流排水機場のポンプの運転等で河川水位の低下を図り、内水被害の軽減に努めているところです。
しかしながら、近年、豪雨による気象災害は激甚化、頻発化し、いつ発生してもおかしくない状況となっております。高州3丁目地域においては、県営みさと公園東部付近に位置しておりますが、地盤が低く、これまで幾度となく冠水被害が発生しております。
三郷市は、これまで排水機場の整備や地盤の低い道路のかさ上げ工事などの冠水対策を実施し、一定の被害の軽減は図られているところですが、先日の令和3年3月13日においては、前線を伴った低気圧の通過により、三郷市においては時間雨量が約50ミリの激しい雨が降り、特に高州3丁目の地域については膝下まで浸かる冠水被害が発生しております。
現在、大場川下流排水機場のポンプの増強工事を進めておりますが、増強工事後のシミュレーションにおいても、一定の効果は発揮されるものの被害がなくなるまでには至らないため、更なる雨水対策が必要です。
そこで、県営みさと公園に貯留施設を造り、一時的な雨水を貯留できるよう県と市が協力して整備を進めていただきたいと考えますが、県土整備部長の御所見をお伺いいたします。

A 北田健夫 県土整備部長

県南東部の都県境に位置する三郷市の大場川流域は、江戸川や中川等に囲まれており、大雨で大場川の水位が一定以上になると、浸水被害を防ぐため、県の2つの排水機場から江戸川へ強制排水しています。
このような中、平成27年9月関東・東北豪雨で大きな被害が発生したため、県市連携浸水対策事業として、大場川下流排水機場の排水能力の増強工事を令和元年度から実施しているところです。
本事業は令和4年出水期からの運用を目指しておりますが、議員御指摘の高州3丁目地域の特に地盤の低い場所では、局地的に浸水リスクの残る可能性があります。
これを受け、三郷市からは、「大場川下流排水機場の整備効果を踏まえた上で、雨水対策の一つとして、貯留施設等の整備を検討していく」旨、伺っております。
県といたしましては、この県市連携事業の効果が十分に発揮されるよう、市から具体的な協議があった際には、関係部局と調整を図りながら、地元市の取組を支援してまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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