令和2年6月定例会 「危機管理・大規模災害対策特別委員長報告」

委員長  白土  幸仁

危機管理・大規模災害対策特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「大規模災害等に係る応急・防災対策及び災害支援に関する総合的対策」でありますが、今回は、「大規模災害時の応援体制について」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「今回の補正予算で購入を予定している段ボールベッドについて、防災基地での備蓄の考え方はどうなっているのか」との質問に対し、「市町村が運営する避難所で使用するものであるため、各防災基地が管轄するエリアの想定避難者数や、各基地のキャパシティなどを総合的に判断し、県内5か所の基地に備蓄する予定である」との答弁がありました。
次に、「市町村情報連絡員について、市町村の災害対策本部での役割はどうか。また、平時から担当者同士が連絡先を交換するなど連絡を密にし、迅速な初動対応につなげていくことが大事だと考えるがどうか」との質問に対し、「市町村情報連絡員は現地に赴き、市町村の動向、被害情報や避難情報の収集等を行うことを役割としている。また、初動対応に関しては、市町村からどのような方法がよいかの意見も聴きながら、見直しを進めていきたい」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、「大規模災害等に係る応急・防災対策及び災害支援に関する総合的対策」につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。

• 注意：氏名の一部にJIS規格第1・2水準にない文字があるため、第1・第2水準の漢字で表記しているものがあります。