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掲載日:2023年6月28日

令和2年6月定例会 「企画財政委員長報告」

委員長   吉良  英敏

企画財政委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されました案件は、議案3件であります。
以下、これらの議案に関して行われた主な論議について申し上げます。
まず、第88号議案及び第97号議案について、「県ホームページのトップページに新型コロナウイルス感染症対策総合サイトがあるが、寄附のページが分かりにくい。新型コロナウイルス感染症対策のために、何らかの形で支援したいという方が県内外問わずたくさんいるので、寄附しやすいようにホームページを手直しするなどの工夫が必要ではないか」との質疑に対し、「これまでも県ホームページやSNS等を通じて寄附について周知をしてきた。今後については、彩の国だより7月号に寄附金受入れの記事を掲載する予定である。県のホームページについては、数ある情報の中から寄附金受入れに関する項目を探し出さなくてはならない状況にあるため、改善できる余地があるか検討していく」との答弁がありました。
次に、第97号議案について、「『収入が減少したバス路線に係る運行費用の補助』について、新型コロナウイルス感染症の影響により、利用者が減り、減収となった場合、どのような基準で補助を行うのか」との質疑に対し、「路線に係る運行費の赤字分の一部を補助することを考えている。基本的に、運行費用から運行収入を差し引いた運行赤字について、市町村と2分の1ずつ補助することを想定している」との答弁がありました。
このほか、第95号議案についても、活発な論議がなされました。
以上のような審査経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案3件について採決いたしましたところ、いずれも総員をもって、原案のとおり可決・承認すべきものと決した次第であります。
次に、所管事務の調査として、「公共交通の利便性向上検討会議の在り方について」質問が行われました。
その中で、「一般質問に対する答弁の中で知事からは、『今後は新たに立ち上げた東京・埼玉連携会議において、都市づくり部会を設置し、意見交換を行うこととしている』との発言があったが、有識者による検討会議との役割分担はどうなっているのか」との質問に対し、「連携会議の都市づくり部会では、検討テーマとして、都県境を越えた拠点間の連携強化や交通利便性向上のための意見交換を行っていくこととしている。一方、検討会議は、県内の鉄道延伸の意義や課題の整理なども含めて、県としての取組の方向性を検討していく会議である」との答弁がありました。
また、「今後も、知事公約実現に向けて、有識者を集めた協議会などを立ち上げることもあると思うが、会議を非公開とされてしまうと議会側で内容や過程を確認することができない。透明性を高めるために公開は必須だと思うが、今後の方針について伺いたい」との質問に対し、「第1回検討会議の運営に関して、配慮が足らずに、皆様方に御迷惑をおかけしたと真摯に反省をしている。政策形成途中で非公開部分をゼロにはできない部分はあるが、公開していくことが県の基本的な姿勢であるので、その他の協議会等も同様の運営方針で臨んでいきたい」との答弁がありました。
なお、当面する行政課題として、「テレワークにおけるICTツール等の活用について」の報告があり、種々活発な論議がなされましたことを申し添えまして、本委員会の報告を終わります。

 

  • 注意:氏名の一部にJIS規格第1・2水準にない文字があるため、第1・第2水準の漢字で表記しているものがあります。

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