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掲載日:2022年10月13日
Q 宮崎吾一 議員(自民)
先般、文化庁が移転してくる京都府庁の文化行政について視察をしました。京都の神社仏閣という大変恵まれた地域資源を活用し、民間企業ともタイアップをして、若手の芸術家の作品を集めたオークションを開催し、参加者が購入して応援するという取組の説明を受けました。
本県には、彩の国さいたま芸術劇場という世界に誇れる地域資源がございます。故蜷川幸雄芸術監督の下、始まった彩の国シェークスピアシリーズや世界的名声を持ったダンスカンパニーの公演など、様々な催しが行われており、公演が行われる日には多くの方々が劇場に集っております。
この地域資源を活用して、劇場に芸術鑑賞に訪れる方々だけではなく、公演のないふだんの日でも気軽に地域の方々が集まり、にぎわいを創出できるような取組をしていただきたいと思いますが、県民生活部長に御所見を伺います。
A 矢嶋行雄 県民生活部長
彩の国さいたま芸術劇場には、誰でも立ち入れるオープンスペースとして、「情報プラザ」や長さ100メートルに渡る通路「ガレリア」がございます。
どちらの施設も、展示スペースとしての機能を備えており、ここを活用して芸術劇場の事業の紹介や舞台芸術への関心を高める企画展を行うなど、公演のない日でも賑わいを創出できるよう努めております。
この施設につきましては、地元の美術家協会から「絵画や写真などを展示できないか」との御提案をいただいておりますので、指定管理者である芸術文化振興財団と実現に向けまして具体的な検討を進めております。
また、芸術文化振興財団と地元のさいたま市中央区が連携し今月12日に開催する催しでは、芸術劇場で地元の小学生のコンサートやこだわりの料理が楽しめますマルシェなどを行うこととしております。
今後とも、地域の皆様と連携し、こうした取組を積極的に進め、芸術劇場の一層の賑わいを創出してまいります。
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