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掲載日:2022年10月13日
Q 宮崎吾一 議員(自民)
さいたまスーパーアリーナは、2001年、2006年にバスケットボールの世界選手権の会場になるなど、多くの実績が評価され、今回のオリンピックのバスケットボールの会場となりました。さいたまスーパーアリーナは、ほかのビッグイベントにも用いられておりまして、国内の認知度は有数のものと考えられます。今年度もさいたまスーパーアリーナ及びけやきひろばのバリューアップが進められており、オリンピック・パラリンピックを契機とした地域活性化のために、様々な可能性を持つ施設です。
しかしながら、オリンピックのバスケットボール会場として使われたことだけでは、バスケットボールの聖地としてのイメージは残せないのではないかと心配をしております。私はその原因として、80%以上の稼働率を誇り、ほかのビッグイベントも引き受けているスーパーアリーナ特有の事情があるからではないかと考えております。スーパーアリーナは、プロバスケットボールのホームグラウンドにしたくても、その稼働率からホームスタジアムとしての機能を持たせることが困難なのです。
さて、県は、オリンピックを契機としたさいたまスーパーアリーナの利活用としてどのようなものを考えているのでしょうか。特にバスケットボールの聖地として、今後のにぎわいづくりに利用していく考えはあるのでしょうか。例えば、けやきひろばやそのほかの空きスペースにおいて、3on3のようなバスケットボール関連の会場として用いる場合には、使用料を大幅割引することや、海外有名選手の名前を付けるネーミングライツの権利を今回のオリンピックを契機に販売することなど、バスケットボールを活用していくお考えはございますでしょうか、都市整備部長にお伺いいたします。
A 和栗 肇 都市整備部長
来年の東京2020オリンピックでは、さいたまスーパーアリーナでバスケットボールの全52試合が開催され、国内外から多くの来場者が見込まれております。
このため県では、外国の方々を含めた来場者へのおもてなし向上のため、施設のバリューアップを進めているところでございます。
例えば、多言語で施設案内ができるよう、令和元年度中にスーパーアリーナの南面にデジタル案内看板を設置いたします。
また、スーパーアリーナの大屋根をライトアップする屋外照明について、オリンピックや各種イベントのシンボルカラーにも対応できるよう、カラーLEDに更新してまいります。
オリンピック後もこれらの施設を有効活用し、指定管理者とも連携して、スポーツや音楽などの世界的イベントを積極的に誘致することで、地域の賑わいづくりに貢献してまいります。
特にバスケットボールにつきましては、世界でも競技人口の多いスポーツの一つと言われており、今後も成長が大いに見込まれるポテンシャルの高いスポーツでございます。
議員お話しのように、バスケットボールを今後の賑わいづくりに利用していくことは、非常に有効なことであると考えております。
現在、けやきひろばでは、芝生広場の床面を改修しており、イベント時には3人制バスケットボールなどの利用も可能となります。
一方、スーパーアリーナでは、今年8月に八村塁選手も出場した日本代表の国際試合が開催されました。史上最多となる1万8,000人を超える来場者で賑わいました。
来週には、世界最高峰のバスケットボールリーグであるNBAの試合も2日間開催されることになっており、多くのファンが心待ちにしております。
今後もバスケットボールに触れられる機会を幅広く提供し、バスケットボールをスポーツイベントの一つの柱として活用してまいります。
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