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掲載日:2019年10月15日

平成28年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(藤林富美雄議員)

工業高校にデュアルシステム科の導入について

Q 藤林富美雄議員(公明

職業の多様化や職業人として求められる知識、技能の高度化に対応した実践的な教育が必要とされる中で、産業界と連携して長期の就業実習など、体験的活動を通じて専門分野に必要な実践力を身に付ける職業教育の充実が求められております。
東京都では、インターンシップよりも長い期間で就業訓練を行うデュアルシステムを都立5校の工業高校で導入しており、先月そのうちの一つである六郷工科高校での取組状況について伺ってきました。六郷工科高校では平成18年度に導入をし、11年目を迎えております。担当する2人の教諭がデュアルシステムの取組に対し、誇りと情熱を持って熱く語っていただきました。
デュアルシステム科の取組内容として、まず、生徒は事前指導として勉強と規則正しい生活習慣と企業の理解を深め、企業実習においては自分の適性を試し、業務日誌をつける、そして事後指導としてレポート作成、成果発表を行います。また、企業は、教員と調整した上で生徒受入体制の整備、学校と連携し、企業実習のカリキュラムの作成を行います。そして、学校は受入企業の開拓や中学校訪問による広報活動、教育課程の検証、改善、教員自らがインターンシップを体験をしております。
就業訓練を実施した2・3年生は、「就業期間が1か月になり、責任ある仕事を任され緊張した」、「自分に向いている職業かどうか分かった」など、他の学科では体験することのできない学びがあるとのことです。
こうした企業と連携したデュアルシステム科の卒業生は、10年間で104人が就職、今年4月時点で77人、74パーセントがそのまま離職せずに働いているとのことです。学校と授業が連携して手間暇をかけ、早くから働く現場を体験させることがミスマッチを防ぎ、働く自覚と意欲を持たせているとのことです。
今では安定してきた六郷工科高校のデュアルシステムですが、最初から順調に来たわけではなく、試行錯誤の連続だったとのことです。しかし、そうした苦難の連続を乗り越えることで、見事に3年生までやり遂げた生徒は、職業人としての立ち居振舞いが立派にできる技術・技能者に育ってくれたとのこと。デュアルシステムは間違っていなかった。現場の教員にとっても大変大きな支えになっているとのことです。
本県においても、職業教育は有効であるとの認識に立っているものと受け止めております。六郷工科高校の取組を参考に工業高校にデュアルシステム科を導入すべきではないかと考えますが、教育長の見解を伺います。

A 関根郁夫 教育長

デュアルシステムは、職業学校で理論を学び、企業で実践を学ぶ、ドイツで実施されている職業教育制度です。
日本でも、このシステムを参考にして「日本版デュアルシステム」として、実践的な技術・技能などを長期に渡り企業で学ぶ仕組みを取り入れている工業高校がございます。
その中で、東京都では、現時点で都立六郷工科高校1校にデュアルシステム科を設置しており、さらに2校、設置する計画があると聞いております。
議員お話しのとおり、産業界と連携した長期の産業現場実習は、技術・技能の習熟や望ましい勤労観・職業観を養い、実践的な職業人の育成に有効と考えます。
現在、本県では、工業高校と産業界が連携した取組として、企業の技術者や高度熟練技能者などを学校に招いて、直接、生徒に指導をしていただくことで技術の伝承や資格取得などに挑戦する取組を実施しております。
また、短期間の就業体験を行うインターンシップについても全ての工業高校で実施しております。
しかしながら、より職業教育の充実を図るためには、長期間、企業で学ぶデュアルシステムについても新たな取組として研究を進める必要がございます。
デュアルシステム科を設置するには、学校の教育課程の見直しや受入れ先企業の開拓、また、企業との連携調整、実習期間中の巡回指導などの実施体制の構築といった課題もございます。
これらの課題の解決を図るとともに、工業高校の魅力づくりの一環として、地域性なども踏まえながら、デュアルシステム科の設置について研究してまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

ファックス:048-830-4923

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