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掲載日:2022年6月16日

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短期農業学科 有機農業専攻

専攻の概要 

1年間の修業期間で、有機農業の基本的な技術及び経営手法を学習します。また、農業経営に直結する経営分析、経営設計等に関する技術についても習得を図ります。

有機専攻じゃがいも収穫 有機実習1

主な学習内容

主に農薬や化学肥料を使用しない野菜栽培技術について学習します。

施設と主な作物
  • 普通畑  80アール

いも類、果菜類、根菜類、葉菜類、豆類 等  60品目程度

  • 育苗ハウス等  108平方メートル×3棟
実習の内容

有機農業専攻年間スケジュール

  • 週3回の実習で、農作業の基礎、堆肥や緑肥による土づくりやぼかし肥料のつくり方、品目ごとの栽培適期、有機栽培に適した品種や採種方法等を習得します。

※ 農作物管理のため、土日、祝日を含めた当番日があります。

主な進路

  • 就農

新規就農、親元就農

  • 研修

埼玉県農林公社明日の農業担い手塾、秩父市明日の農業担い手塾、越生町明日の農業担い手塾、鶴ヶ島市明日の農業担い手塾 ほか

卒業生からのメッセージ

島﨑智(島﨑農場)さん (令和2年度卒)

嶋﨑智さん

大学校に入学したきっかけは

生き方を見直したいと思って農業を目指した時、座学から実習まで幅広く勉強でき、希望する有機農業専攻科がある大学校の存在を知りました。

地域に合った栽培方法を学んだり、卒業後の人のつながりができればと思い入学を決めました。

大学校で学んだことは

栽培技術はもちろん、経営や法律、農業機械まで幅広く学ぶことができました。先輩農家さんから貴重な話を聞く機会も多く、とても恵まれた環境です。

同じ道を志すクラスメイトと共に学ぶことができたことは、大変励みになり、卒業後もよい仲間となっています。

現在の仕事はなんですか

卒業後は地元の秩父で新規就農しました。有機野菜を必要としている方に自分で作った野菜を届けられる機会が少しずつ増えています。

有機農業の魅力を多くの方に伝えていくという大きな目標に近づいていることに、喜びを感じています。

入学を志す人へのメッセージを

農業を目指すと決めている方も迷われている方も、自分のやりたいことや将来のプランをじっくり考えるとても貴重な機会となります。

就農後も学ぶことはまだまだたくさんあり大変なこともありますが、大学校での体験や出会いなどの土台があれば、迷うことなく自信をもって進むことができると思います。

自然と共に生きる農業を、ともに未来に広げていきましょう。

 

お問い合わせ

農林部 農業大学校  

郵便番号360-0112 埼玉県熊谷市樋春2010

ファックス:048-536-6848

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