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掲載日:2022年11月22日

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【金属加工科】ステンレス製サイコロを製作しました

ステンレス板から金属製サイコロができるまでを紹介します

 

精密板金加工の課題です。

ステンレス製サイコロの製作順序

コンピュータで設計 

 1 コンピュータで設計します

CAD(※1)ソフトウエアを使って、ステンレス板に穴をあける位置とサイコロ面の寸法を設計します。次工程で使用するNCタレットパンチプレス(※2)へ与えるNC(※3)データを作成し、NCタレットパンチプレスへ送ります。

(※1)CAD(Computer Aided Design):コンピュータ援用設計

(※2)NCタレットパンチプレス:多数の金型が装着可能な円盤状(タレット)部品を持つ打抜き機械

(※3)NC(Numerical Contorol):数値制御

A01_02 

 2 この機械がNCタレットパンチプレスです

CADから受け取ったNCデータを基に、ステンレス板へ穴あけ加工を行います。精度は±0.05mm(20分の1 mm)程度で加工します。

 

  

 

 

 A01_03

 3 ステンレス板にサイコロの目を打ち抜きました

 CADによる設計と工作機械による加工を連携して行うシステムを、CAD/CAM(※1)と呼びます。

 

(※1)CAM(Computer Aided Manufacturing):コンピュータ援用製造

 

 

 A01_04

 4 打ち抜かれたステンレス板を切り取りました

 

 ステンレス製サイコロの3面分を、ひとまとまりとして切断します。

 

 

 

 

 A01_05

 5 NCプレスブレーキによる曲げ加工をしています

 

 ステンレス製サイコロの3面分を、NCプレスブレーキ(※1)を使い、各面90°に折り曲げます。

 

(※1)NCプレスブレーキ:曲げ加工ができるプレス機械

 

 A01_06

 6 サイコロになるように組み合わせています

 

 90°に折り曲げたステンレス板のサイコロ部品を組み合わせ、組み立てます。 

 

 

 

 A01_07

 7 組み上がったサイコロをTIG溶接しています

 組み上がったサイコロ部品同士をTIG溶接機(※1)を使い、溶接していきます。

 

(※1)TIG溶接機:ステンレス溶接機

 

 

 A01_08

 8 溶接後、ヤスリで磨いて滑らかにしています

 

 溶接後の凹凸をヤスリで磨いて滑らかにします。

 

 

 

 

 A01_09

 9 完成しました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お問い合わせ

産業労働部 川越高等技術専門校  

郵便番号350-0023 埼玉県川越市並木572-1 埼玉県立川越高等技術専門校

ファックス:049-235-7071

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