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掲載日:2025年9月18日
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NPO法人科学技術教育ネットワークは、平成24年に東京都内で設立され、令和7年に埼玉県に転入してきました。子供たちへの科学技術教育の提供を通して、将来の日本の科学技術の振興や子供たちの健全な成長のため、日々各種の事業に取り組んでいます。
今回は、令和7年8月24日(日)に東京都立産業技術高等専門学校で開催された、「NESTロボコン RoboRAVE東京大会」を訪れ、活動を取材しました。
この日、会場では小学生から高等専門学校生まで多くの子供が集まっていました。それぞれが、自作のロボットを手に各種の競技に参加しています。
子供たち自身が、その場でプログラミングを行い、ロボットの動きの調整をしていました。
相撲のように、フィールド内から黒枠の外へと相手を押し出す競技
ロボット同士が対決するサッカー。
ボールが発する赤外線をロボットが感知して、動きを制御します。
ロボットが黒い線をたどって被災者の救出をします。
線は途切れていたり、線上に段差や壁のような障害物が置かれたりしています。
それらの困難を乗り越えて、いかに早く救出できるかを競います。
理事の玉水様にお話を伺いました。
NEST(科学技術教育ネットワーク)の前の、RISE科学教育研究会という任意団体の時に教室内の子供たちでプログラミングやロボットのコンテストをしようとしたのが始まりです。その後、NPOになる時に高等専門学校の先生や、他の団体に協力いただいて、実施するようになりました。
RoboRAVEは2017年に、東京でも開催できないかという相談を受けてNPOとして運営をするようになりました。
地域によって盛んな競技は様々です。
全国的にはサッカーの人気が高いですが、最近はレスキューの人気が高まりを見せています。
関東全般で言うと、レスキューが人気なのですが、埼玉県だけで言えば、やはりサッカーの人気が高いですね。
東京、埼玉、千葉、神奈川の各都県から参加しています。
学校の部活動の生徒さんやロボットプログラミング教室の所属生徒さん、学童の子供たち、個人の方など興味関心を持たれた方々が参加されています。
ほとんど男の子の参加になりますが、女の子の参加者もいて、男女混合のチームも参加しています。
子供たちが成長していく姿が見られるのが一番ですね。
また成長して大人になったOB、OGたちが、今日のような大会や教室の運営を手伝ってくれるのがありがたいです。
趣味の世界だけではない、人と人との綿々と続くつながりや、絆ができることが我々にとって大きな喜びです。
ロボコンはこのまま続けていくつもりです。
また、コロナ禍で中断してしまったキャンプや自然観察などの再開を考えています。自然の中で得た情報をコンピューターで分析する、データの解析などの知識や経験を得るための場を子供たちに提供していきたいです。
玉水様(右端)、スタッフの皆様、取材にご協力いただきありがとうございました。
埼玉県内でもロボカップジュニアというロボットのコンテストを行っています。2025年9月28日(日)にさいたま市青少年宇宙科学館でルール説明を行いますので興味がある方はぜひ来てください。
詳細は以下のロボカップジュニア埼玉のホームページ、ブログ、フェイスブックをご覧ください。
ロボカップジュニア埼玉ホームページ:https://www.rcjj-saitama.org/ ロボカップジュニア埼玉ブログ:http://blog.rcjj-saitama.org/ ロボカップジュニア埼玉フェイスブック:https://www.facebook.com/rcjjsaitama/ |
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