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掲載日:2025年12月17日

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第283回簡易アンケート「埼玉ブランド農産物の認知度・評価について」結果を公表しました。

1 調査の概要

(1)調査形態

  • 調査時期:令和7年11月20日(木曜日)~11月26日(水曜日)
  • 調査方法:インターネット(アンケート専用フォームへの入力)による回答
  • 県政サポーター数:3,642人(うち県内在住3,377人)
  • 回収率:62.7%(回収数2,285人)(うち県内在住62.2%(回収数2,101人))
  • 回答者の属性:(百分率表示は、小数点以下第二位を四捨五入したため、個々の比率の合計は、100%にならない場合がある。

回答者の属性

  人数(人)(うち県内在住) 比率(%)(うち県内在住)
全体 2,285(2,101) 100.0(100.0)

 

年齢 人数(人)(うち県内在住) 比率(%)(うち県内在住)
16~19歳 7(7) 0.3(0.3)
20~29歳 73(57) 3.2(2.7)
30~39歳 211(188) 9.2(8.9)
40~49歳 381(344) 16.7(16.4)
50~59歳 665(623) 29.1(29.7)
60~69歳 478(438) 20.9(20.8)
70歳以上 470(444) 20.6(21.1)

 

職業 人数(人)(うち県内在住) 比率(%)(うち県内在住)
個人事業主・会社経営者(役員) 223(208) 9.8(9.9)
家族従業(家業手伝い) 8(6) 0.4(0.3)
勤め(全日) 858(773) 37.5(36.8)
勤め(パートタイム・アルバイト) 397(373) 17.4(17.8)
専業主婦・主夫 337(314) 14.7(14.9)
学生 35(25) 1.5(1.2)
その他、無職 427(402) 18.7(19.1)

 

性別 人数(人)(うち県内在住) 比率(%)(うち県内在住)
男性 1,229(1,131) 55.2(55.2)
女性 964(888) 43.3(43.3)
無回答 34(30) 1.5(1.5)

※任意回答(総数2,227人(2,049人))

(2)調査結果の見方

ア 設問中の( )内の数字及びグラフの中の数字は、回答比率(%)です。

イ 回答比率(%)は小数点以下第2位を四捨五入したため、個々の比率の合計と全体またはカテゴリーを小計した数値が、100%にならないことがあります。

ウ 図表中の「-」は回答者が皆無のもの、「0.0」は回答者の比率が0.05%未満のため四捨五入の結果0.0%となったものです。

エ グラフの中で「n」とあるのは、その質問の回答者の総数を示し、回答比率は「n」を基数として算出しています。

オ 複数回答の質問については、その回答比率の合計は、100%を超える場合があります。

2 調査の目的

埼玉県は約733万人の人口を擁する大消費地であると同時に、野菜(産出額全国第8位)や花き類(同全国第7位)をはじめ、米、畜産、果実、茶など、多彩な農産物の産地でもあります。
多彩な農産物を「知って」「味わって」「自慢して」もらえるよう、県では埼玉県産農産物のブランド化や地産地消に取り組んでいます。

農産物ブランド化の推進状況の確認や、今後の事業推進への参考とさせていただくため、「埼玉ブランド農産物」の認知度や購入実態、地産地消活動などについてアンケートを実施しました。


 「埼玉ブランド農産物」を詳しくお知りになりたい方は、こちらから
埼玉農産物ポータルサイト「SAITAMAわっしょい!」

 

アンケート結果は、県産農産物をより多くの消費者に知ってもらい食べていただけるよう、県産農産物のブランド化や地産地消の推進に役立たせていただきます。
 

担当課

農林部 農業ビジネス支援課 販売対策・6次産業化担当 TEL:048-830-4106(E-mail a4105-05@pref.saitama.lg.jp)

3 調査結果

埼玉県産農産物のブランド化に向けた取組の認知度

→知っているが2割半ば超(27.7%)

質問1
埼玉県ではブランド推進品目を選定し、さらに各品目が持つ特性に応じた3つのカテゴリ(*)に分け、ブランド化を推進しています。あなたは、この取組を知っていますか。
*①トップブランド農産物:埼玉が全国に誇る品目。「トップブランド」として徹底PR(16品目)
 ②地域特産ブランド:その土地でしか出会えない「希少価値」で徹底PR(31品目)
 ③埼玉ブランド農産物:鮮度・安心などが最も訴求できる「地産地消」で徹底PR(50品目)

質問1のグラフ

ブランド化推進の取組を知っているか尋ねたところ、「知っている」が2割半ば超(27.7%)、「知らない」が7割強(72.3%)であった。

 

埼玉ブランド農産物の認知度

質問2
「埼玉ブランド農産物」の中で、あなたが知っている*ものを選んでください。

*「ブランド名」として知っている、県内で作られていることや県内の産地を知っているなど

 

→「深谷ねぎ」の認知度が9割半ば(95.1%)

質問2-1
知っている「野菜」

質問2-1のグラフ

「埼玉ブランド農産物」の中で、知っている野菜を尋ねたところ、「深谷ねぎ」が最も多く9割半ば(95.1%)であった。次いで、「いちご(あまりん)」が7割弱(69.4%)であった。

各品目の主な主産地など詳細はこちら
●ブランド推進品目「野菜」(埼玉農産物ポータルサイト「SAITAMAわっしょい!」)

 

→「米『彩のかがやき』」の認知度が7割弱(69.7%)

質問2-2
知っている「米・果実・特産」

質問2-2のグラフ

「埼玉ブランド農産物」の中で、知っている米、果樹、特産品を尋ねたところ、「米『彩のかがやき』」が最も多く7割弱(69.7%)であった。次いで「狭山茶」が7割弱(69.6%)であった。

各品目の主な主産地など詳細はこちら
●ブランド推進品目「米」(埼玉農産物ポータルサイト「SAITAMAわっしょい!」)
●ブランド推進品目「果樹」(埼玉農産物ポータルサイト「SAITAMAわっしょい!」)
●ブランド推進品目「特産品」(埼玉農産物ポータルサイト「SAITAMAわっしょい!」)

 

→「豚肉(彩の国黒豚など)」の認知度が4割半ば超(47.3%)

質問2-3
知っている「肉・卵・魚」

質問2-3のグラフ

「埼玉ブランド農産物」の中で、知っている肉、卵、魚を尋ねたところ、「豚肉(彩の国黒豚など)」が最も多く4割半ば超(47.3%)であった。次いで、「牛肉(深谷牛、武州和牛など)」が3割弱(29.1%)であった。

各品目の主な主産地など詳細はこちら

●ブランド推進品目「畜産」(埼玉農産物ポータルサイト「SAITAMAわっしょい!」)
●ブランド推進品目「水産」(埼玉農産物ポータルサイト「SAITAMAわっしょい!」)

 

→「シクラメン」の認知度が3割強(30.5%)

質問2-4
知っている「花・植木」

質問2-4のグラフ

「埼玉ブランド農産物」の中で、知っている花、植木を尋ねたところ、「シクラメン」が最も多く3割強(30.5%)であった。次いで、「植木」が2割強(23.9%)であった。

各品目の主な主産地など詳細はこちら
●ブランド推進品目「花・植木」(埼玉農産物ポータルサイト「SAITAMAわっしょい!」)

 

 埼玉県産農産物の意識的購入

→『意識している(計)』が5割弱(48.1%)

質問3
あなたのご家庭では、農産物を購入する時に埼玉県産であることを意識していますか。

質問3のグラフ

家庭では、農産物を購入する時に埼玉県産であることを意識しているか尋ねたところ、「やや意識している」が最も多く4割強(41.1%)であった。これに「強く意識している」(7.0%)を合わせた『意識している(計)』は5割弱(48.1%)であった。

 

近いがうまい埼玉産の認知度

→知っているが1割強(12.6%)

質問4
あなたは、「近いがうまい埼玉産」というキャッチフレーズを知っていますか。

質問4のグラフ

「近いがうまい埼玉産」というキャッチフレーズを知っているか尋ねたところ、「知っている」が1割強(12.6%)、「知らない」が8割半ば超(87.4%)であった。

 

埼玉県産農産物への印象

→「身近」が6割強(61.1%)

質問5
埼玉県の農産物について、どのような印象をお持ちですか。(あてはまるものすべて)

質問5のグラフ

埼玉県の農産物への印象について尋ねたところ、「身近」が最も多く6割強(61.1%)であった。次いで、「新鮮」が5割強(50.3%)であった。

 

埼玉県産農産物サポート店の認知度

→『知っている(計)』が3割強(31.8%)

質問6
埼玉県では、手軽に埼玉県産農産物を購入でき、また、埼玉県産農産物を利用した食品や料理が食べられるよう、それらを積極的に取り扱っている販売店、食品製造業者、飲食店などを「埼玉県産農産物サポート店」として登録しています。
あなたは、この「埼玉県産農産物サポート店」を知っていますか。また、利用したことがありますか。

質問6のグラフ

「県産農産物サポート店」を知っているか尋ねたところ、「知っており、利用したことがある」(19.6%)と「知っているが、利用したことはない」(12.2%)を合わせた『知っている(計)』は3割強(31.8%)であった。

「埼玉県産農産物サポート店」について知りたい方は、こちらから
●埼玉県産農産物サポート店(埼玉農産物ポータルサイト「SAITAMAわっしょい!」

 

県産農産物(地場産)コーナーの認知度

→『知っている(計)』が6割強(63.0%)

質問7
埼玉県では、埼玉県産農産物を手軽に購入できるようにするため、量販店(スーパーやデパート)等における「県産農産物(地場産)コーナー」の設置を推進しています。
あなたは、この「県産農産物(地場産)コーナー」を知っていますか。また、利用したことがありますか。

質問7のグラフ
「県産農産物(地場産)コーナー」を知っているか尋ねたところ、「知っており、利用したことがある」(54.5%)と「知っているが、利用したことはない」(8.5%)を合わせた『知っている(計)』は6割強(63.0%)であった。

 

「埼玉県ふるさと認証食品」の認知度

→『知っている(計)』が2割強(23.3%)

質問8
埼玉県では、主原料に100% 埼玉県産農産物を使い製造された良質な加工食品を「埼玉県ふるさと認証食品」として認証しています。
あなたは、この「埼玉県ふるさと認証食品」を知っていますか。また、購入したことがありますか。

質問8のグラフ

「埼玉県ふるさと認証食品」を知っているか尋ねたところ、「知っており、購入したことがある」(16.6%)と「知っているが、購入したことはない」(6.7%)を合わせた『知っている(計)』2割強(23.3%)であった。

※R4は調査をしていない。

「埼玉県ふるさと認証食品」を詳しくお知りになりたい方は、こちらから
●埼玉県ホームページ「埼玉県ふるさと認証食品」

 

埼玉県の農業への評価に関する認知度

→「「全国いちご選手権」(日本野菜ソムリエ協会主催)において、県内生産者の出品した「あまりん」(埼玉県育成品種)が最高金賞を受賞(R5.2、R6.2、R7.2)」の認知度が4割半ば超(46.4%)

質問6
近年、埼玉県の農業が国内外で高い評価を得ています。
次の出来事の中で知っていたものを選んでください。(あてはまるものすべて)

質問9のグラフ

近年の埼玉県の農業が国内外で高い評価を得た出来事の中で、知っていたものを尋ねたところ、「「全国いちご選手権」(日本野菜ソムリエ協会主催)において、県内生産者の出品した「あまりん」(埼玉県育成品種)が最高金賞を受賞(R5.2、R6.2、R7.2)」が最も多く4割半ば超(46.4%)であった。次いで、「埼玉県が、「最もおいしいいちごを生産している県」として全国初の「プレミアムいちご県」に認定(R5.3)」が2割半ば(25.6%)であった。

各出来事を詳しくお知りになりたい方は、こちらから
●農業遺産について(埼玉県ホームページ)
●いちご(埼玉農産物ポータルサイト「SAITAMAわっしょい!」)
●日本なし(埼玉農産物ポータルサイト「SAITAMAわっしょい!」)

 

自由意見

質問10
 埼玉県産農産物のブランド化の推進等について、今後の取組に対するご意見、ご要望などがありましたら、自由にお書きください。

<主なご意見>

  • 流通機能が良い埼玉県だと、他県の目玉商品が入って来てしまっているので、それに太刀打ちできる何かが必要だと思います。
  • 時間をかけて ブランド化していくしかないと思いますので、ブランド化には継続しかないと思います。
  • 埼玉県産農作物の推進を実施していることは知っていたが、「埼玉県産だからおいしい」「埼玉県産だから安い」などの利点における認知はない。試食や食べ比べ、他の品種との比較表など、スーパーなどの身近な場所で知ることができると良い。また、果物や野菜、米などが少量セットになった詰め合わせがあると試しやすい。
  • 地産地消推進は大賛成。しかし輸送費が少ない等利点がわかりにくい。新鮮でおいしく安全な利点は言うまでもなく、各野菜の地産地消の利点を単価で数パーセントでも安くできる様な企画推進を強化してほしい。
  • 何でもかんでもブランド化すればいいわけではないと思う。ブランド化の向き不向きを精査した上でイチゴのような時代のニーズにあったブランド化に取り組んでほしい。
  • 埼玉県産の農産物は、大消費地に近いので、新鮮な農産物を提供出来、今後も成長できる産業であると思います。
  • 小学生の頃に給食室の前に貼ってあった埼玉県が全国の生産量1.2.3位を占めるものポスターがとても印象深く、大人になった今も買う時に埼玉のが美味しそうだなと無意識に手に取っているので、今の子供達ももっと埼玉県の農産物に触れる機会を増やしてあげられたらいいのではないかと思います。
  • スーパーでできるだけ安い食品の購入を心がけているので、県産について目配りする余裕はない。しかし、目立つような陳列や同じ値段であれば県産品を購入したい。
  • なるべく地元の野菜や果物を購入するようにしています。近くのスーパーに地元野菜や果物のコーナーがあるので、必ずチェックし、購入しています。新鮮で安いしおいしい。そのようなコーナーに埼玉ブランドの受賞など大きく掲示したりすると、とても多くの人の目に自然に止まると思います。
  • スーパーなどにオリジナルステッカーなど貼り付けを促し、農産物のPR活動に協力をしてもらうなどすれば、埼玉県ブランドという認知を少しでも高められるような気がします。おそらく、わざわざ”これは埼玉県ブランドだから購入しよう”といって選ぶ人もいない気がしますので。パッケージに印刷もしてもらったりして、ひっそりマークつけて埼玉の特産なんだ、とまず知ってもらうことから始めるしかないのかなと思っています。

※上記を含め、計512件の貴重なご意見をいただきました。アンケートの御協力ありがとうございました。

お問い合わせ

農林部 農業ビジネス支援課 販売対策・6次産業化担当(販売対策)

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎5階

ファックス:048-830-4830

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