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掲載日:2022年5月13日
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埼玉県では、利用者の要介護度の維持・改善の状況を評価し、優良事業所を「元気力アップ応援事業所」として認証しています。
認証を受けると自立支援・重度化防止に取り組む事業所としてアピールすることができます。
今期(令和4年度)の認証事業所については令和4年4月中に認証ステッカーを送付する予定です。
現在次期(令和5年度)の認証事業所を募集中です。
通所介護における機能訓練については、心身機能の維持改善、ADL自立を目指した支援のみならず、いわゆる社会的自立に向けた機能訓練の取組が求められています。
県では埼玉県立大学と連携し、通所介護における機能訓練について研修を開催しています。
令和4年度の研修については企画検討中です。
研修内容やスケジュールが決まりましたら、このページに掲載いたします。
評価期間中(令和4年1月から12月まで)に参加基準を満たす
参加基準についは要綱(PDF:151KB)(別ウィンドウで開きます)を御覧ください。
高齢化が進展する中、介護が必要となっても高齢者ができる限り住み慣れた地域で暮らしていけるよう、自立支援・重度化防止のための質の高い介護サービスの促進が求められています。
介護保険サービスにおいては、およそ3人に1人が通所介護を利用しています。
そこで、埼玉県では通所介護事業所(デイサービス)における自立支援・重度化防止の取組等と利用者の要介護度の維持・改善の状況を評価し、優良な事業所を認証・表彰する事業を実施しています。
こうした仕組みを通じて、自立支援・重度化防止に向けたサービスが促進されるとともに、利用者のサービス選択に資することを期待しています。
自立支援・重度化防止に取り組む通所介護事業所について、評価期間中の取組等と利用者の要介護度の維持・改善の状況を評価し、優良事業所を「高齢者元気力アップ応援事業所」として認証します。また、改善割合が高いなど顕著な実績を上げた事業所を表彰します。
指定通所介護事業所・指定認知症対応型通所介護事業所・指定地域密着型通所介護事業所
評価期間中に以下のすべての基準を満たし、介護サービスを通じ利用者の自立支援等に取り組む
1)自立支援等に向けた以下のいずれかの加算を算定(予定含む)
2)利用者の自立・重度化防止への努力を評価、奨励する取組の実施
3)県指定のいずれかの研修を受講(過去に受講も含む)
維持・改善の割合は、介護レセプトから県が一括算出
認証事業所には県から認証を証するものを交付し、ホームページ等で広く周知
1)認証:要介護度の維持・改善割合が優良な事業所を認証
2)表彰:要介護度の改善割合が高い事業所などを表彰
STEP1 参加申込書を提出
STEP2 参加基準の達成
参加基準を達成していない場合は、評価期間中に参加基準を満たすために研修受講等を行う
STEP3 サービスの提供
評価期間中は各事業所の特徴を活かし、利用者の状態の維持・改善に取り組む
STEP4 基準確認票の提出
評価期間終了後に基準確認票を提出する
⇒ 維持・改善の割合は、介護レセプトから県が一括で算出(各事業所の事務負担はありません)
STEP5 認証事業所の決定
対象事業所に県から認証書等が交付される
参加事業所は3つの参加基準を評価期間中に満たす必要があります。
1 介護報酬上の以下のいずれかの加算を算定していること
2 利用者の自立・重度化防止に向けた努力を評価・奨励する取組を行っていること
利用者の日頃の努力ややる気を評価・奨励する仕組みを設けるなど、利用者の自立・重度化防止への意欲を高めるための取組を評価期間中に行ってください。頻度や対象は問いません。事業所の実情に合わせて工夫して実施してください。なお、効果的な取組やユニークな事例は公表等させていただくこともあります。
3 県指定の以下の研修のいずれかを受講すること、または過去に受講していること
Q1 参加による事務負担を懸念しているが、特別に何かしなくてはならないのか。
A1 参加基準を満たしていれば、各事業所の特徴を活かした介護サービスを通じて、利用者の自立支援・重度化防止に取り組んでいただくだけです。事業への参加によって、各事業所の取組に対する社会的評価の機会となり、働くかたのモチベーションにもつながるものと考えられますので、是非積極的に参加を御検討ください。
Q2 現時点では、評価期間中に加算を算定できるかどうか未定だが、参加申込をしてよいか。
A2 参加基準を満たすかどうかは、評価期間の終了後に確認しますので、参加希望があれば、まずお申し込みください。ただし、最終的に評価期間中に基準を満たせなかった場合は認証等の対象となりません。
Q3 県の指定する研修をまだ受講していないが、研修会について追加の開催はあるのか。
A3 県立大学と連携し、研修会を開催する予定です。これまでの研修会に参加できていなくても、追加の研修会で参加基準を満たすことが可能です。開催案内はこのホームページ等で行います。
Q4 維持改善の割合が別に定める基準を上回る事業所を認証するとのことだが、その基準はどの程度か。
A4 自立支援・重度化防止に一定以上の実績をあげた通所事業所として認証するものなので、県内の最新の要介護認定の状況などを勘案して定めます。
Q5 複数の事業所を運営しているが、事業所単位で申し込むのか。また、研修会は各事業所から参加しなければならないか。
A5 事業所単位の評価により認証するので、事業所単位でお申し込みください。研修会については、複数の事業所に対して責任ある立場のかたが代表して参加し、各事業所の運営等に役立てていただければ、各事業所から参加しなくても差し支えありません。
Q6 利用者の自立・重度化防止への努力を評価・奨励する取組は、現在行っている取組でもよいのか。
A6 自立等に向けた利用者の意欲を高めていくことが重要であることから設けた基準です。各事業所では、例えば「楽しんで機能訓練を続けられるような工夫」や「努力の成果の見える化」など、様々な工夫を行っているものと思います。そうした取組であれば、以前から行っているもので差し支えありません。
Q7 認証されると、どのような効果が期待できるのか。
A7 事業所の認証については、このページに掲載されるとともに、各市町村に周知され、利用者が事業所を選ぶ際の参考となることが期待されます。
※ お問合せは、電子メール(a3250-09@pref.saitama.lg.jp)をご利用ください。
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