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掲載日:2023年10月18日

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久喜市 「再エネの創出、公園の賑わいUP にチャレンジ」

南栗橋地区での産官学5者連携による次世代型のまちづくりにおいて、再エネの創出や公園の賑わいUPに向けた新たなチャレンジをしたい!

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発表概要(グラフィックレコーディング)

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発表

久喜市

私は、久喜市都市計画課の諏訪と申します。私からは、久喜市の南栗橋地区を舞台とした、産官学5者連携による次世代型のまちづくりプロジェクトにおいて、「再エネの創出、公園の賑わいアップに向けた新たなチャレンジをしたい!」をテーマに、勇気を振り絞って登壇いたします。どうか最後までお付き合いくださいますよう、お願い申し上げます。

久喜市は、都心から50キロメートル圏内にあり、埼玉県東北部、関東平野のほぼ中央に位置する、人口約15万人の都市です。市内には、JR宇都宮線、東武伊勢崎線、東武日光線の3路線に5つの駅があります。また、道路ネットワークについては、東北道、圏央道の2本の高速道路に2つのインターチェンジが設置されているほか、国道4号、122号、125号といった主要な幹線道路が複数通っており、久喜市は、これらの鉄道や道路の結節点として、高い交通利便性を有しています。このような地域の特性から、高度経済成長期以降、鉄道駅などを中心に住宅開発が進み、平成22年3月23日に、旧久喜市、菖蒲町、栗橋町、鷲宮町の1市3町が合併し、埼玉県東北部の中心都市として発展してきました。

そのような中、本市の南栗橋地区では、産官学連携による次世代型のまちづくりプロジェクト「BRIDGE LIFE Platform(ブリッジライフプラットフォーム)構想」を進めています。このプロジェクトでは、久喜市、東武鉄道株式会社、トヨタホーム株式会社、イオンリテール株式会社、そして早稲田大学大学院小野田研究室、この5者が最新の技術に基づく様々なチャレンジを通じて、まちづくりの先進モデルを創っていくことを目標としています。こうした産官学の5者にわたる連携は、全国的にも珍しく、埼玉県内のみならず、他の県からも視察にお越しくださるなど、多くの自治体から御注目をいただいています。

ここから、「BRIDGE LIFE Platform(ブリッジライフプラットフォーム)構想」、長いので以降は「BLP」と略しますが、プロジェクトの概要を御紹介します。BLPの舞台は、東武日光線南栗橋駅の南西約500メートルに位置する、久喜市南栗橋8丁目を中心とした、面積約16.7ヘクタールの地区です。この地区は、豊かな自然に近く、かつ、都心にも直結しているため、「自然」と「都心」、両方の魅力を持つ場所であり、戸建街区・商業街区・生活利便街区の3つの街区と、公園・スポーツ広場で構成されています。

次に、BLPにおけるこれまでの主な取組についてです。戸建街区では、トヨタホーム株式会社により、全172棟のZEH(ゼッチ)の建築が進められています。これらの住宅には、太陽光発電パネルや、ホーム・エネルギー・マネジメント・システム、電気自動車からの電力供給システムが搭載されるほか、街区内では5G Wi-Fi(ファイブジー・ワイファイ)の通信環境が整備されています。昨年11月からは、ZEH(ゼッチ)への入居が始まっており、現在は43棟が建築済み、うち33軒が入居済となっています。

また、BLPでは、早稲田大学大学院環境・エネルギー研究科の小野田弘士(おのだ・ひろし)研究室により、自動運転技術を生かした次世代モビリティの走行実験が行われています。現在は、スーパーマーケットで購入した商品を住宅に届けるという自動配送ロボットや、ごみ捨ての負担を軽減するための非接触ごみ収集ロボット、また、一人乗りモビリティなどの走行実験が進められています。そして、この地区でリアルな実証を積み重ねていき、将来的な社会実装につなげていくことを目指しています。

次に、BLPにおける今後の予定についてです。戸建街区では、全172棟のZEH(ゼッチ)に入居する方々の新たなコミュニティを作っていく必要があるため、仕事や趣味の集まり、あるいは友人同士でのパーティなど、日常生活の様々な場面で利用でき、地域の交流の拠点となるクラブハウスの建築を予定しています。また、既存の南栗橋近隣公園については、子供から大人まで楽しく過ごせる場となるよう、リニューアルを行う予定であり、これに合わせて公園内に新たにバーベキュー場を設けることで、郊外ならではの魅力的な空間をつくりたいと考えています。ここまで、BLP、「BRIDGE LIFE Platform(ブリッジライフプラットフォーム)構想」の内容を御紹介しました。

私たち久喜市は、まちづくりの先進モデルを創り上げていくための取組を、更に加速させていきたい、という想いを持っています。特に、カーボンニュートラルの推進や、地域のレジリエンス向上、そして、既存の公園の有効活用といった分野において、組織や企業の枠を超えた新たなチャレンジができればと考えています。

私たちが事業者の皆様との共創を望む内容の1つ目は、「カーボンニュートラルの推進」と「レジリエンス向上」がコラボした取組です。例といたしましては、再エネを活用した発電や、二酸化炭素の吸収、あるいは再エネで発電した電力のエリアマネジメントなど、環境への配慮とともに、新たな電力供給ルートの構築を図る御提案を望んでいます。

私たちが事業者の皆様との共創を望む内容の2つ目は、「既存の公園の有効活用」による、「賑わいの創出、交流の活性化」です。例といたしましては、Park-PFI(パークピーエフアイ)の活用を想定した公園の新たな利用の御提案、あるいは公園内のバーベキュー場の管理や運営に関する御提案などを望んでいます。

私たちは、最初からビジネスとして参入することに限定をせず、実証実験・パイロット的に取り組もうという方も大歓迎です。新たな分野に踏み入れていきたいという事業者の皆様のチャレンジを、行政として力強く後押ししていきたい、と考えています。

私たちから提供可能なリソースとしては、1つ目に、市が所有している公園や広場などのスペースの一部を貸し出します。2つ目に、BLPにおいて連携する民間企業、大学との橋渡しをいたします。3つ目に、事業の実施に当たり必要となる関係機関との協議をサポートいたします。4つ目に、広報紙やホームページを活用し、事業の取組状況を積極的に発信いたします。

最後に、まとめです。私たち久喜市は、カーボンニュートラル、レジリエンス向上、公園の賑わいアップなどの御提案をお待ちしております。そして、事業者の皆様のチャレンジを、市としてあらゆる面でサポートしてまいります。こうした民間と行政のタッグにより、オンリーワンのまちづくりを共に進めていきましょう。以上をもちまして、久喜市のピッチを終わらせていただきます。御清聴ありがとうございました。

質疑応答

モデレーター

ありがとうございます。では、ここから質疑応答の時間に入っていきますので、全体を見ながら、私の方で口火を切りながら、質問も進めていければと思います。このカーボンニュートラルに向けて、BRIDGE LIFE Platform(ブリッジライフプラットフォーム)で、企業との共創でいうと、どんな一歩目を想定されていますか。

久喜市

そうですね、カーボンニュートラル、あるいはゼロカーボンシティの実現については、久喜市だけでなく、どの自治体にとっても避けることができない課題であると思っています。こうした課題を解決するための先進モデルを、最初から作り上げるのは非常に難しいと思いますので、今後は事業者の皆様との共創を通じて、先進モデル・ビジネスモデルの土台の部分、基礎となる部分を作っていくきっかけになればと考えております。

モデレーター

なるほど、思いとしては何か「すごく分かるな」と思うんですけど、例えば、提案として企業からすると、「太陽光パネル設置すればいいんでしょ」とかで太陽光パネル設置をしますとかっていうわけではないんですよね。

久喜市

もちろんそれも一つの提案だと思いますが、私の期待を込めて申し上げますと、今まで太陽光パネルとかと別の分野で、ちょっと収益性があるか分からないけどチャレンジしていきたいというような、そういったお気持ちを持つ事業者さんがいっぱいいらっしゃると思うんですね。そういった実証実験のフィールドとして、このBLPを活用していただけることが我々の期待として、一つ持っていますね。

モデレーター

なるほど、ここのプラットフォームのエリアでいうと、実証実験の場所であったり、実証のフィールドみたいなところで、「久喜市のここのフィールドだとあれだけど、久喜市全体だと」みたいなこともあり得ると思うのですが、そういった提案でも大丈夫なんですか。

久喜市

そうですね、例えば、久喜市が持っている土地の中には、未活用の土地も散見されますので、提案の内容に応じて提供可能なリソースを、当然、検討していきたいと思います。

モデレーター

なるほど、そこは本当に提案内容によって「それだったらここのフィールド使えるかもね」とか「それだったらこういうような連携ができるかもね」っていうところを、コミュニケーションを通しながら一緒になって進めていくということですか。

久喜市

正にそのイメージでおります。

モデレーター

ありがとうございます。こうした脱炭素であったり、カーボンニュートラル、レジリエンスみたいなところでいうと、Park-PFI(パークピーエフアイ)の提案を募集するわけではなくて、一緒になって実証実験であったりだとか取組を進めていきましょうっていう、何かアイディアではなくて、一緒になって進めていく取組を求めているイメージでよかったですか。

久喜市

そうですね、Park-PFI(パークピーエフアイ)の正式な導入にこだわっているわけではなくて、その前段である、どうすれば既存の公園が魅力溢れる場になるかということを民間企業の皆さんと一緒にアイディア出しなどをしながら、スモールスタートを意識した取組ができればと思っております。

モデレーター

業種にとらわれるわけではないと思うんですけど、「こんな企業とともに進めていきたいな」っていうような企業像であったりとか、「こういうところと一緒になってやっていきたい」というイメージはありますか。

久喜市

そうですね、これまでBLP構想では、もともと参画している産官学の5者で話し合いながら、新たなチャレンジできる分野がないかということをいろんな機会を通じて議論になってきたんです。そのようなことから、今後、我々久喜市に興味を持ってくださる企業についても、今までの枠組みにとらわれずに、新たなチャレンジをしていきたいという事業者、そして柔軟にアイディアを出し合える企業に巡り合えることができればと思っております。

モデレーター

なるほど、今回その公園だけではなくて、さっきの話でいうと、例えば、市営住宅であったりとか、市が持っている公共施設の例えば体育館とか、役所の役場みたいなところも、提供し得るリソース、実証実験のフィールドには可能性としてはあるっていうことでいいんですよね。

久喜市

そうですね、御提案の内容に応じて、市としてどのようなサポートができるかっていうのは、我々の方で全力で考えさせていただきます。

モデレーター

今、この産官学連携でたくさんのところと、BRIDGE LIFE Platform(ブリッジライフプラットフォーム)構想の中でいろんな企業さんと早稲田大学さんも含めてやられていますが、このプラットフォームをベースにして広げていくイメージですか。それとも、それはそれ、これはこれって形なんですか。

久喜市

そうですね、あまりそういう枠組み自体にとらわれてもいないので、新たな提案があれば、BLPで既に行っている取組と関連する部分、また全然新しい分野の部分っていろんな取組の提案が出てくればいいかなと思っています。

モデレーター

今、質問でもいくつか出していただいているんですけど、「これって当てはまりますか」みたいなところも、手間をかけてしまうという文脈があるかもしれないけど、久喜市としては何かこう、絞るというつもりではなくて、「どうしていこうか」っていう部分もあるので、いろんな企業さんの声を聞かしていただけるような機会であったりだとか、いろんな提案をいただけるような機会になればいいなと思っているので、この可能性はありますかという質問でいうと全部可能性がありますということですか。

久喜市

そうですね、我々の正直な思いとしてもこのBLPという舞台を、様々な実証実験のフィールドとして、特定の分野に限定せず、いろんな事業者にも御活用いただければという思いを持っておりますので、門戸は広く持っていきたいなと思います。

モデレーター

あっという間に時間になってしまったんですけども、最後に改めて思いの共有をお願いいたします。

久喜市

私が何度も申し上げている、久喜市で進んでいる「BRIDGE LIFE Platform(ブリッジライフプラットフォーム)構想」、このプロジェクトの名前にある「ブリッジ」には、「人と人をつなぐ」あるいは「人と未来をつなぐ」など、私たちが豊かな生活を送るために必要な様々な要素をつないでいこう、ブリッジしていこう、こうした想いが込められています。これを基に行政、民間、お互いに手を取り合いながら、次世代型まちづくりの先進モデルとして未来につながっていく橋・ブリッジを、共に築いていければと思っております。ありがとうございました。(終)

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