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掲載日:2026年3月1日
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3月11日で、東日本大震災が発生してから15年が経過します。改めて、震災で犠牲になられた方々に対して、深く哀悼の意を表します。私は、令和6年5月から全国知事会の東日本大震災復興協力本部長として、復興支援や震災の記憶の風化防止に取り組んできました。
本県は今、「激甚化・頻発化する自然災害などへの危機対応」という歴史的課題に直面しています。私は、危機管理で最も大切なことは「想像力」とそれに基づく「準備」にあると考えています。そのため、本県では、さまざまな災害を想定した訓練を通じたシナリオ策定と同時に、関係する全ての機関との強固な連結を推進する「埼玉版FEMA(フィーマ)」に取り組んでいます。こうした行政の取り組みに加え、大きな被害が想定される首都直下地震などでは、起こり得るさまざまな事態のイメージを持ちながら、県民、企業並びに地域の皆さんと共に、「ワンチーム埼玉」で、被害を最小限度に抑える「準備」をしていく必要があります。
県では、地震への備えを「特別な場合(モシモ)」として捉えるのではなく、「イツモ」の生活の中で当たり前のこととして取り組む「イツモ防災」を呼び掛けています。県ホームページでは、水・食糧・携帯トイレの備蓄など、ご家庭でできる取り組みを分かりやすくお伝えする防災マニュアルブックなどを掲載していますので、ぜひご活用ください。
また、自分たちのまちを地域のみんなで守る「ミンナ防災」を推進しています。例えば、県に「いつでも、どこでも炊出訓練応援隊」として登録いただいている協力企業や団体が、地域の防災訓練で行われる炊き出し訓練を支援しています。実践的な炊き出し訓練を実施し、経験することで、地域コミュニティ意識の向上や地域の防災能力の向上などにもつながります。
さらに、鴻巣市にある「能美防災そなーえ 埼玉県防災学習センター」で、地震や暴風などの災害を疑似体験し、災害時の対処法について体験・学習いただけます。ぜひご来館ください。
自分自身はもちろん、家族や友人、そしてミンナのために、日頃からできることは何かを考え、一つずつでよいので実行していきましょう。

