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掲載日:2026年1月1日

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伝統芸能に魅せられて

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出雲伊波比神社の秋の流鏑馬の写真 出雲伊波比(いずもいわい)神社の秋の流鏑馬(やぶさめ)


伝統芸能魅力に迫る

古くから守られ、受け継がれ、人々を魅了してきた芸術と技能。県内には400を超える多彩な伝統芸能が今も残っています。知られざる伝統芸能の世界をのぞいてみませんか?

【問合せ】県文化振興課
電話:048-830-2879

毛呂山町 県指定無形民俗文化財 出雲伊波比(いずもいわい)神社のやぶさめ

出雲伊波比神社の秋の流鏑馬の写真出典:彩の国さいたま芸術劇場 埼玉回遊ホームページ @福山楡青

少年が馬に乗り、的を射る

康平6(1063)年、源義家が戦に勝ったお礼に出雲伊波比神社に八幡宮を建て、流鏑馬(やぶさめ)を奉納したことが始まりとされています。春は7歳未満の男児1人、秋は15歳前後の少年3人が乗り子となり、地域が安らかであるよう願って矢を放ちます。保存会会長の小山晃弘(こやまあきひろ)さんは「この儀式はやっぱり馬がいないと成り立たない。乗り子はもちろんですが、馬を扱い、乗り子を支える口取(くちと)りにもぜひ注目してください」と魅力を明かします。

出雲伊波比神社の春の流鏑馬の写真写真提供:毛呂山町

ちょっと豆知識 奇数は縁起がいい!?

秋の流鏑馬では、一の馬、二の馬、三の馬と呼ばれる三頭の馬に1人ずつ乗り、順番に1回ずつ矢を放ちます。儀式は必ず奇数の日に行い、練習も奇数日から始めるそう。

\行ってみよう!/ 春の流鏑馬

静止した一頭の馬の上から一つの的に一本だけ矢を放つ「願的(がんまとう)」が行われます。7歳未満の男児が乗り子となるのは、「七つうちは神の子」といわれるように、幼児は神様により近い存在と考えられるからだとか。

日程

3月8日(日曜日)

場所

出雲伊波比神社


小鹿野町 県指定無形民俗文化財 小鹿野歌舞伎(かぶき)

小鹿野歌舞伎の写真1枚目写真提供:小鹿野町

町じゅうが歌舞伎役者

今からおよそ230年前の江戸時代から続く小鹿野歌舞伎。裏方から役者まですべて地元の人で担う、まさに「町じゅうが役者」です。祭り屋台(山車(だし))で演じる「屋台歌舞伎」や子供だけで演じる「子ども歌舞伎」もあります。衣装やかつら、小道具などは伝統的なものを使用しており、蛙の声は貝殻をこすり、鳥の声は笛を使って表現するなど、手法も受け継がれています。保存会会長の山本正実(まさみ)さんは「小鹿野に根付き残ってきた独自の文化を、保存し守っていきたい」と、生き生きと話します。

小鹿野歌舞伎の写真2枚目写真提供:小鹿野町

ちょっと豆知識 隈取(くまとり)で役柄を区別せよ!

白塗りの顔に血管が浮き出たような化粧の隈取は、その色や形によって役柄の違いを表現しています。例えば、赤は正義の人、青は悪人や怨霊、茶は鬼や精霊などの変化(へんげ)を表すそう。
ぜひ演技やあらすじとともに注目してみて!

隈取のイラスト

\行ってみよう!/ 日本武(やまとたける)神社例大祭

小鹿野に春を告げる、通称「十六歌舞伎」。季節柄、天候によっては雪が降る中で行われることも。

日程

3月14日(土曜日)

場所

日本武神社(通称:十六様)


三芳町 県指定有形民俗文化財(注1)・三芳町指定無形民俗文化財 竹間沢(ちくまざわ)車人形

(注1)人形用具一式

竹間沢車人形の写真撮影:千代田路子

人形に命を吹き込む

「轆轤車(ろくろぐるま)」と呼ばれる車に座り、一人で人形一体を操る車人形。全国でも三芳町、東京の八王子市、奥多摩町の3地域にしか残っていない貴重な伝統芸能です。人形遣いでもある保存会メンバーの貝瀬晴美さん、藤本榮光(さかえ)さんは「人形に表情はないけれど、悲しんだり怒ったり、感情があるかのように感じてもらえたら」「人間らしく人形を操るのはとても難しい。でもやればやるほどできるようになるのが楽しいんです」と練習に励みます。

竹間沢車人形を人形師が動かしている写真写真提供:三芳町

二次元コード

竹間沢車人形の体験会や公演の詳細は公式Instagramでチェック!(別ウィンドウで開きます)

ちょっと豆知識 人形はどうやって動かしている?

左手で人形の首(かしら)部分と左手を十字に持ち、右手で人形の右手を持ちます。さらに左手は人差し指で頭を上下させ、親指で左手の上げ下げを操作。足は人形の足のかかとにある金具を片足ずつ足の指で挟んで動かします。両手でしっかり持ち上げないと人形は立ち上がらない構造になっていて、衣装によって大きさや重さも違うため、操るのは本当に至難の業…!

人形の仕組みの写真


秩父市 国選択無形民俗文化財 秩父神社神楽(かぐら)

秩父神社神楽の写真1枚目

音に合わせて、祈り、舞う

秩父神社神楽は古事記や日本書紀を基にした「神代(じんだい)神楽」とも呼ばれ、伝承されています。三十五座ある演目のうち、第十四座「養蚕指導」はかつて秩父地域で養蚕が盛んだったことから生まれた地域独自のものです。他にも餅をまいて観客と交流するものや祭礼に関連したものまでさまざま。保存会神楽主任の新井剛(たけし)さんは「ぜひ歴史を感じながら観てほしい。国の文化財として、この神楽の普遍的価値を正しく受け継いでいくことが使命です」と力強く言います。

秩父神社神楽の写真2枚目

ちょっと豆知識 神楽の始まりとも言える、第七座「天岩屋戸(あまのいわやど)開き」

天照大御神(あまてらすおおみかみ)が須佐之男命(すさのおのみこと)の乱暴な振る舞いに心を痛め、天岩戸に閉じ込もると、世界から日の光が失われ、恐ろしいことや悲しいことが次々と起こった。そこで神々は舞を披露することで天照大御神を誘い出し、世の中を明るくした。誘い出す方法を考えたのが、秩父神社に祭られている知恵の神、八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)だったそう。

\行ってみよう!/ 初神楽(はつかぐら)

日程

1月2日(金曜日)

節分追儺(ついな)祭

日程

2月3日(火曜日)

秩父神社の神楽殿では、毎年祭礼の時期に神楽が奉納されます。


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2月23日(月曜日・祝日)午前10時~午後5時

場所

イオンモール川口 鳩ヶ谷駅からバス「イオンモール川口」下車徒歩すぐ

お茶を嗜むさいたまっちのイラスト 獅子舞とコバトンのイラスト


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