コラム
プロフィール
松井 美穂さん
株式会社埼玉りそな銀行
プライベートバンキング部
プレミアコンサルタント
担当マネージャー
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掲載日:2024年1月9日
前向きに、そして柔軟に変化しつづける
入社後、融資外為業務を経て法人営業を担当していた私は「もっと真にお客さまのお役に立てるような提案がしたい」とスキルアップを目指して入社4年目に社内のポストチャレンジ制度を利用して、現在所属するプライベートバンキング部へ異動しました。当行では、個人のお客さまの相続や資産承継・不動産有効活用、企業オーナーさまの事業承継を提案する専門部隊としてプレミアコンサルタントが約80名在籍し、各担当店に駐在しています。私はプレミアコンサルタントとして、ご相談1件1件に真摯に向き合う中で知識を増やし、社内外の繋がりが構築されていくことで提案の幅が広がり、よりスピーディーに的確な解決策を提示できるようになったと感じます。何よりもお客さまに「相談してよかった」と喜んでいただけたとき、協働した担当者とも喜びを分かち合い、自分自身の成長も実感できるこの業務にやりがいを感じ、今後も専門性を高めていきたいと思っています。
入社4年目という比較的早い時期にキャリアについて考え、社内の人事制度を活用して自分自身が希望する業務に就けたことがモチベーションを保ち続けて仕事を続けてこられた大きな転機だったと感じます。そして、快く送り出してくれた上司やその後の成長を支えてくれた諸先輩方への感謝の念に尽きます。現在の部署に異動後、「プライベートも充実してこそ提案に深みが増す」と仕事と家庭の両立を後押ししてくれた当時の部長の言葉が今でも忘れられません。
プライベートでは、現在の部署で育児休業を取得し、二児の母として時間に追われる毎日です。子どもたちが急に熱を出してお休みするたびに、「2歳過ぎるときっと楽になるから頑張って!」と周りの先輩ママさん方に励まされ、仕事を続けてきたからこそ今日があります。保育園はなかなかの激戦区で入園に苦労し、長女と次女を別々にお迎えに行くのに四苦八苦した時期もありましたが、次女が3歳を迎える頃に時短勤務を解除して以来フルタイムで勤務しています。もちろん周囲の理解と協力があってこそですが、娘たちも小学校3年生と1年生になり、忙しく仕事をしている両親の姿を見てどんどん自立していく子どもたちの成長が、私の日々の原動力になっています。習い事も1人で行けるようになったり、小学校入学前はあんなに心配していた学童もコロナ禍以降もテレワークが続いている夫の協力もあり、長女は1年生の春休みから長期休暇のみの利用です。子どもたちが安全に安心して過ごせる環境を整えられるように常に夫婦で話し合い、「前向きに変化に対応していくこと」を大切にしています。子どもたちの成長段階でまた違う悩みや問題が出てくるに違いありませんが、家族での時間を大切に、今後も変化を楽しみ続けたいと思います。