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掲載日:2023年10月13日

令和5年9月定例会 「文教委員長報告」

副委員長 宮崎吾一

文教委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会には、付託案件がなく、所管事務の調査として、「埼玉県男女共同参画苦情処理委員による勧告について」及び「戸田市中学校傷害事件後の被害教職員と各学校への対応について」質問が行われました。
以下、論議のありました主なものについて申し上げます。
まず、「県立学校の共学化を検討するに当たっては、在校生、保護者、職員、OB、受験生などにアンケートを実施し、県民の声を広く聞くべきだと思うが、具体的にはどのように検討していくのか」との質問に対し、「関係する方々の御意見を丁寧に伺う必要があると考えている。対象や意見聴取の方法については、現在検討しているところである」との答弁がありました。
次に、「今回の傷害事件後の対応について、課題や反省を踏まえ、今後同様の事件が発生した場合、被害者をどのようにフォローしていくのか」との質問に対し、「初動の段階で被害に遭われた教職員の立場に立ち、しっかり寄り添うことが大切と考えている。被害に遭われた教職員に対しては、本人にとって必要なことを把握した上で、担当課と関係課さらには他部局とも十分に連携し、県や市町村ができる支援を確実に行っていく」との答弁がありました。
また、「教育委員会は被害に遭われた教員に対してサポートが足りなかっただけではなく、何より敬意が足りなかったのではないか。もし被害に遭ってしまった場合、行政機関がしっかりとサポートしてくれるという安心感が必要だと思う。それが、現職の教職員だけではなく、教職を目指す若い人たちへのメッセージにもなる。現場の教職員を守るに当たり、教育長の心構えはどうか」との質問に対し、「子供たちの安全安心はもちろんだが、教職員の安全安心を確保することも、教育長の重要な使命だと認識している。県全体で危機管理意識を高め、より適切な安全管理体制を構築し、児童生徒や教職員の安全安心を守っていく。また、教育局を挙げて、児童生徒や教職員を守るための適切な支援を行っていく」との答弁がありました。
なお、当面する行政課題として、「新埼玉県立図書館基本構想の策定について」の報告があり、種々活発な論議がなされましたことを申し添えて、本委員会の報告を終わります。

 

  • 注意:氏名の一部にJIS規格第1・2水準にない文字があるため、第1・第2水準の漢字で表記しているものがあります。

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