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掲載日:2023年10月13日

令和5年9月定例会 「危機管理・大規模災害対策特別委員長報告」

副委員長 萩原 一寿

危機管理・大規模災害対策特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「大規模災害等に係る応急・防災対策及び災害支援に関する総合的対策」でありますが、今回は、「災害に強い県土づくりについて」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「県内の下水道施設について、東日本大震災と同規模の地震が起きた場合、機能は維持できるのか。また、市町村と更なる連携を図り、下水道に係る地震対策を進めていくべきと考えるがどうか」との質問に対し、「現在、順次耐震化を進めているが、発災時には管きょの破損などで下水道が機能しない箇所が出る可能性がある。その場合には、可搬式ポンプ等の応急資機材を使用して流下機能を確保し、街中に下水を溢れさせない応急的な対応をしながら、早期の復旧を行う。また、市町村との連携については、ハード面での対策を進めるとともに、訓練等のソフト面での準備も着実に行っていく」との答弁がありました。
また、「発災時の道路啓開について、市町村や関係団体との連携体制はどのようになっているのか。
さらに、道路啓開の重要性を事前に県民へ周知することが必要と考えるがどうか」との質問に対し、「発災時において、優先啓開ルートに市町村道が含まれる場合には、当該市町村と連携した道路啓開活動を実施するほか、状況に応じて警察、自衛隊、消防等の関係機関にも協力を求めていく。また、車両の移動等を実際に行う訓練を毎年実施しており、今年度も15市町の職員が参加し、実施した。道路啓開について県民へ周知することも大変重要であるため、広報について市町村とも連携し、検討していく」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、「大規模災害等に係る応急・防災対策及び災害支援に関する総合的対策」につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。

 

  • 注意:氏名の一部にJIS規格第1・2水準にない文字があるため、第1・第2水準の漢字で表記しているものがあります。

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