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掲載日:2023年7月14日
Q 中屋敷慎一 議員(自民)
「日本一暮らしやすい埼玉へ」を掲げて埼玉県5か年計画がスタートし、1年が経過しました。埼玉県の目指す将来像として、1、「安心・安全の追究(レジリエンス)」、2、「誰もが輝く社会(エンパワーメント)」、3、「持続可能な成長(サステナビリティ)」を掲げ、各部局が施策指標の達成に向けて取組を進めており、本県の骨格となる大切な計画であると認識しています。
さて、この5か年計画ですが、令和3年9月定例会で県議会に議案として提案されました。議案審議のため5か年計画特別委員会が設置され、私も委員の1人として、また、自民党県議団政務調査会長として執行部の皆さんと切磋琢磨しながら様々な議論をさせていただきました。
その審査の過程において、一部施策として不足しているものや新たな取組、施策指標をより明確にした方がよいものが見受けられたため、37か所の修正を行いました。この修正は提案した自民党だけでなく、全会派の賛成をもって可決された県議会総意の修正であります。
まず、1年を終えての評価について、知事に伺います。
2期目に向かって勇躍そのお考えを示された今、まる1年を経過した5か年計画の進捗についてどう評価されているのでしょうか。
A 大野元裕 知事
令和4年度にスタートした「埼玉県5か年計画」は、本県の持続可能な発展・成長に向けて、3つの将来像「安心・安全の追究」、「誰もが輝く社会」、「持続可能な成長」を掲げております。
そして、あらゆる人に居場所があり、活躍でき、安心して暮らせる社会である「日本一暮らしやすい埼玉」を目指すという私のかねてからの思いを込めたものでもあります。
また、本計画は、5か年計画特別委員会で6回にわたる熱心な御議論をいただき、県議会の皆様と共に策定したものと考えております。この5か年計画の各施策を着実に実現するためには、毎年度の施策評価により、達成すべき数値目標等について、着実に進捗管理を行うことが大切と考えます。
お尋ねの進捗の評価については、計画の初年度が終わったばかりで、現時点で総合的な評価を申し上げるのは難しい状況です。
他方で、施策の指標について、直近で把握している状況では106の施策指標のうち、68の指標で速報値が判明をしております。
このうち、「埼玉版スーパー・シティプロジェクトに取り組む市町村数」や「後期研修医の採用数」など44の指標は、年度目標を達成しております。
現状では、約3分の2の施策指標が年度目標を達成していることから、順調に最初の一歩が踏み出せたのではないかと考えています。
しかしながら、御指摘のように進捗の思わしくない施策指標もございますので、そうした指標が示された施策への対応を推進する必要があると考えます。
今後とも県政の礎となる5か年計画で掲げた目標が達成できるよう、県庁一丸となって全力で取り組んでまいります。
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