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掲載日:2022年10月14日

令和4年9月定例会 「県土都市整備委員長報告」

副委員長 安藤 友貴

県土都市整備委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されました案件は、議案4件であります。
以下、これらの議案に関して行われた主な論議について申し上げます。
まず、県土整備部関係では、第116号議案について、「43億7,000万円ほどの繰越明許費が設定されているが、この理由は何か。また、昨年度と比較して繰越明許費が約18億円減少しているが、事業者に影響はないのか」との質疑に対し、「繰越の大きな要因は、支障物件の移設等に関する地権者との調整などに不測の日数を要したことにより、年度内の完了が困難となった。昨年度に比べ新型コロナウイルス感染症の影響が減少していることが主な理由であることから、事業者への過度な負担等はないものと考えている」との答弁がありました。
次に、第124号議案について、「有料道路の障害者割引制度について、事前登録をしていない車両が障害者割引を受けるためにはどうすればよいのか」との質疑に対し、「一般レーンで、障害者割引の事前登録をした障害者手帳を提示することにより、障害者割引を受けられる予定である。ETCを利用する場合は、障害者手帳と合わせてETCカードを提示する必要がある」との答弁がありました。
次に、都市整備部関係では、第116号議案について、「県営公園における再生可能エネルギー導入可能性調査の目的は何か。また、この時期に調査を行う必要性はあるのか。さらに、再生可能エネルギーの導入を優先して、公園の樹木を伐採するなど、公園の持つ機能を損なうことはないのか」との質疑に対し、「電気料金の急激な高騰による公園の維持管理費を抑制すること、公園に蓄電池を併設することで防災機能の強化を図ることを目的としており、早急に検討を進めたいと考えている。また、公園内の樹木は、自然環境、景観、防災機能など都市公園にとって大変重要な機能であることから、公園の本来の機能を損なうような導入は想定していない」との答弁がありました。
次に、第116号議案及び第117号議案について、「県営公園や県営住宅の照明灯をLED灯に交換する際に、公園や街のデザインについて、ブランディングの視点を考慮した電灯の色を選定してはどうか」との質疑に対し、「公園については、夜間利用者への安全性を確保するため昼白色を採用している。今後は、園路以外の電灯を電球色にするなど、景観を楽しめるような演出効果の工夫についても検討していきたい。県営住宅についても、外灯の交換に当たっては、利用者である自治会の意見なども参考にしながら、電灯の色を検討していきたい」との答弁がありました。
このほか、第123号議案についても活発な論議がなされました。
以上のような審査経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案4件について採決いたしましたところ、いずれも総員をもって、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。

 

  • 注意:氏名の一部にJIS規格第1・2水準にない文字があるため、第1・第2水準の漢字で表記しているものがあります。

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