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掲載日:2022年10月13日
Q 梅澤佳一 議員(自民)
近年、平成27年9月の関東・東北豪雨や平成30年7月の西日本豪雨など、これまで経験したことのないような集中豪雨が日本各地を襲い、台風も大型化する傾向にあります。私の地元久喜市の旧鷲宮町の青毛堀川流域でも平成20年8月の集中豪雨により、200世帯に及ぶ床上、床下の浸水の被害が発生いたしました。これを受け、21年度に上流の加須市内に花崎多目的遊水池が、平成25年度には鷲宮駅付近に暫定的な調整池が整備されたため、県内で大きな浸水被害が発生した平成27年から29年でも青毛堀川流域では大きな被害は発生しませんでした。しかし、現在、鷲宮駅周辺では河道内に土砂が堆積し、樹木が繁茂している状態で、地域住民の大雨の浸水被害への不安が一層高まっています。
また、久喜市内を流れる中川はJR宇都宮線橋りょう付近など河川改修がまだ道半ばであることから、改修が終わった区間でも土砂が堆積し、そこには木々が繁茂していることから洪水の流れを妨げ、塞ぎ上がった水があふれるのではないかと不安が高まっています。
国では、平成30年12月に防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策を閣議決定、全国的に緊急対策を実施すると聞いています。そこで、地域住民の不安を払拭するため、一級河川青毛堀川及び中川の整備の進捗状況について、県土整備部長に伺います。
A 中村一之 県土整備部長
青毛堀川は大落古利根川合流点から鷲宮神社付近までの6.3キロメートル区間で整備を進めています。
このうち下流から2.6キロメートルが完了したほか、暫定調節池も完成させ、これまで花崎多目的遊水地と併せて延べ33回の洪水を貯留いたしました。
令和元年度は東大境橋の架け換えに伴う用地買収とその下流150メートルの築堤を行う予定でございます。
また、3か年緊急対策の一環で鷲宮駅付近などで土砂掘削や樹木伐採を実施する予定でございます。
次に、中川の進捗状況ですが久喜市内の延長6.1キロメートルのうち、4.6キロメートルで整備が完了しております。
令和元年度は未整備区間にあるJR宇都宮線橋りょうの架け換えに向け、詳細設計を進めているところです。
また、整備済みの区間においても3か年緊急対策の一環として土砂掘削や樹木伐採に着手いたしました。
今後とも、これらの対策を着実に進め、地域の皆様の安全・安心の確保に努めてまいります。
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