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掲載日:2023年7月4日

平成29年6月定例会 「危機管理・大規模災害対策特別委員長報告」

委員長   高橋   政雄

危機管理・大規模災害対策特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「大規模災害等に係る応急・防災対策及び災害支援に関する総合的対策」でありますが、今回は、「大規模災害に対する事前の備えについて」審査を行いました。

審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「消防団の人手不足が深刻な状況であるが、県としてどのように取り組んでいくのか」との質問に対し、「女性と学生にスポットを当てて強力に加入促進の取組を進めている。女性については、毎年11月1日の『埼玉県女性消防団員の日』を中心に県下一斉PRを実施している。また学生向けには、市町村に対する学生消防団活動認証制度の導入促進や、個別の大学訪問による働き掛けを行っている。あわせて、基本団員の加入促進にも取り組んでいる」との答弁がありました。
次に、「『消防団応援の店』の加入促進を図っているとのことだが、具体的にどのような働き掛けをしているのか」との質問に対し、「職員が直接、店舗等に出向いている。県は、主に全国チェーンを展開しているような企業等に対して、市町村は、各地域の店舗等に対して協力依頼している」との答弁がありました。
次に、「自助の取組強化として行われているイツモ防災講座の受講者の実績はどうなっているのか」との質問に対し、「過去2年間で計287名が受講した。内訳としては、市町村の職員が122名、消防職員が52名、消防団員が20名、自主防災組織のリーダーを養成する県の指導員が77名、防災学習センターの職員等が16名である」との答弁がありました。
次に、「大震災の際に火災等の二次災害により命を落とす可能性を考慮すると、感震ブレーカーの設置が重要である。県としてどのように啓発を行っているのか」との質問に対し、「感震ブレーカーは非常に重要なものだと認識している。現在、防災学習センターに実物を展示しているほか、市町村の自主防災組織リーダー養成講座においてチラシを配布するなどにより啓発を行っている。引き続き、普及啓発に努めていきたい」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、「大規模災害等に係る応急・防災対策及び災害支援に関する総合的対策」につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。

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