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掲載日:2019年6月26日
Q 諸井真英議員(自民)
今年8月にリオデジャネイロオリンピックが開催をされます。次はいよいよ東京であります。4つの競技会場を抱える本県においても、オリンピックを迎える県民の期待が高まることが予想をされております。その中で最も多くの観客を集めるであろう埼玉スタジアムの今後の整備について、いろいろな面から伺いたいと思います。
埼玉スタジアムは6万3,000人を収容するサッカー専用スタジアムとして、2002年ワールドカップ日韓大会をはじめ日本代表のホームグラウンドとして日本で最も多くの国際試合が行われてきました。また、Jリーグ観客動員数1位を誇る浦和レッズのホームとしてサッカーのまち埼玉の中心であり、本県への来客を促す代表的な施設であるとそのように考えております。
しかしながら、15年を経過し、スタジアムを使用していく中で、いろいろな不具合、改善点が浮かび上がってきております。まず、東京オリンピック・パラリンピック前にやらなければいけないこととして、以下伺います。
1点目、バックスタンド下やバックスタンド4階など現在何も利用されていない広いスペースがあります。これらのスペースにレストラン、グッズショップ、コンビニ、スポーツジム、サッカー博物館などを早急に整備すること。
2点目、公園内南広場の屋根やペデストリアンデッキ下にコインロッカーなどを整備して、快適な待機場所を確保すること。
3番目、Wi-Fiの整備、調理が可能なグルメショップの新設、入場ゲートのターンスタイル化の実現、アッパースタンド横に通路を新設、VIP席、ビューボックス等シートを張り替えてVIPスペースの快適性を更に高めること。
4点目、正面駐車場の拡大、歩行者専用道路の確保、充実、試合時の周辺交通環境改善とバス専用レーンの設置を行うこと。
5点目、防犯カメラの設置、諸室の増設、強風対策の実施を行うこと。
以上5点、東京オリンピック・パラリンピック前に整備が必要だと考えますが、都市整備部長にお伺いをいたします。
A 福島浩之 都市整備部長
バックスタンド下の活用につきましては、建築基準法等の適合が必要なりますことから、権限を持つ特定行政庁であるさいたま市と協議を進めてまいります。
バックスタンド4階につきましては、平成28年度にレストラン設置検討業務を実施いたします。
南広場の屋根につきましては、平成28年度中に設置工事を進めてまいります。
コインロッカー設置につきましては、警備上の課題も踏まえ関係機関と調整してまいります。
Wi-Fi整備、入場ゲートやVIP席の改修につきましては、今後オリンピック組織委員会から示される整備基準を踏まえて対応してまいります。
調理可能なグルメショップの新設につきましては、火力などについて出店者から意見を聴くとともに関係機関と調整してまいります。
アッパースタンド横方向の通路新設につきましては、利用者の声を聴きながら検討してまいります。
正面駐車場の拡大については、立体化が可能か特定行政庁であるさいたま市と協議してまいります。
歩行者専用道路については、今と同じ利用を確保するとともに、現在の飲食物販ゾーンを活用し、一層の賑わい創出に努めてまいります。
試合時の交通環境改善やバスレーン設置については、道路管理者や警察などと協議を進めてまいります。
防犯カメラにつきましては、平成28年度からデジタル化し増設する工事を実施してまいります。
諸室の増設につきましては、バックスタンド下活用の協議を進める中で可能性を検討してまいります。
イベント用テントの強風対策につきましては、平成28年度に南側広場へ大型常設テントを設置いたします。
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