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掲載日:2024年10月3日
植松光夫総長が日本海洋学会の名誉会員に推薦されました。当学会に対する長年にわたる顕著な功労が推薦の理由です。
なお、令和6年9月18日に、東京海洋大学にて、表彰式が行われました。
令和6年9月12日に、市川有二郎主任(大気環境担当)が、第65回大気環境学会年会にて論文賞(共著者:佐坂担当部長、野尻元研究員)を受賞しました。対象となった論文は、AJAE誌に掲載された「Determination of BVOCs based on high time-resolved measurements in urban and forest areas in Japan(和訳:日本の都市域と森林域における高時間分解測定に基づくBVOCs観測研究)」です。この論文は、CESSと東秩父で1年間に渡って植物起源揮発性有機化合物(BVOCs)を詳細に測定し、BVOC成分ごとの季節変動や対流圏オゾン(光化学オキシダントの主成分)の生成への寄与の可能性を明らかにしたものです。
令和6年9月3日に、資源循環・廃棄物担当の長森正尚担当部長が、令和6年度全国環境研協議会関東甲信静支部 支部長表彰を受けました。廃棄物に関する研究活動に加え、行政や地域への支援活動など長年にわたる環境保全への功績が高く評価されたのが受賞の理由です。表彰式は8月8日に発せられた南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)の関係で8月中旬から延期となり、WEB開催となりました。よって、総長室でセレモニーを行いました。
令和6年7月2日に、堀井勇一主任研究員(化学物質・環境放射能担当)が、一般社団法人日本環境化学会から環境化学学術賞を受賞しました。これまで実施してきた微量有機汚染物質の分析法開発や国内外フィールドにおける環境評価などに関する多数の優れた業績が認められたものです。広島市で開催された表彰式では、受賞講演を行いました。
植松光夫総長がThe Oceanography Society(TOS)のFellowに選出されました。太平洋を横断するアジアの黄砂の長距離大気輸送と海洋生物地球化学への影響に関する先駆的な研究が評価されたことが選出の理由です。
なお、令和6年2月21日に、ルイジアナ州ニューオーリンズで開催された海洋科学会議でのTOS Honors Breakfastにて、表彰式がおこなわれました。
令和5年8月18日に、研究推進室の大塚宜寿副室長が、令和5年度全国環境研協議会関東甲信静支部 支部長表彰を受けました。ダイオキシン類やネオニコチノイド系殺虫剤の有害化学物質の研究活動に加え、行政や地域への支援活動など長年にわたる環境保全への功績が高く評価されたのが受賞の理由です。
令和5年6月16日に、大原利眞研究所長が、環境大臣から環境保全功労者として表彰されました。大気汚染のシミュレーション研究を長年牽引し、福島県の原発事故における環境汚染の調査研究にも尽力したことに加え、国の中央環境審議会の大気・騒音振動部会長を務めていることなどが受賞の理由です。
令和5年6月13日に、堀井勇一主任研究員(化学物質・環境放射能担当)が、公益社団法人日本水環境学会から技術賞を受賞しました。「揮発性メチルシロキサンの水分析法開発、国際標準化及び環境調査への適用」が、水環境の保全と創造に寄与する優れた技術であると認められました。研究の成果となる「水中の環状揮発性メチルシロキサンの測定方法」は、既にISO(国際規格)に採用されています。
令和5年6月1日に、気象庁長官から、多年にわたり温室効果ガスの観測を行うとともに地球温暖化監視の普及啓発に貢献したという理由で当センターに感謝状が贈呈されました。感謝状は、第148回「気象記念日」の式典において武藤担当部長が頂戴しました。
参考:環境科学国際センターの二酸化炭素濃度の観測結果(速報値)
令和5年3月4日に、公益社団法人環境科学会から、多年にわたり本学会の事業活動に貢献したという理由で当センターに感謝状が贈呈されました。感謝状は、環境科学会創立35周年記念式典の中で植松総長が頂戴しました。
令和4年9月23日に、安野翔主任(自然環境担当)のが、ELR2022つくば(日本緑化工学会、日本景観生態学会、応用生態工学会合同大会)にて優秀口頭発表賞を受賞しました。対象となった発表は、埼玉県加須市内の水田を調査し、田植え時期や輪作の有無によって水生動物群集が異なることを明らかにしたという内容です。
令和4年9月2日に、研究推進室の米持真一副室長が、令和4年度全国環境研協議会関東甲信静支部 支部長表彰を受けました。これは、米持副室長の長年にわたる研究活動及び政策支援の功績が高く評価されたものです。
支部長である横浜市環境科学研究所百瀬所長から賞状を授与される瞬間と、埼玉県環境科学国際センター植松総長とのツーショット。
令和4年6月16日に、土壌・地下水・地盤担当の髙沢麻里技師が、一般社団法人日本環境化学会より第29回環境化学論文賞を受賞しました。対象となった論文は、ネオニコチノイド系農薬の河川中濃度を1年間モニタリングし、GISを用いて検出傾向や汚染拡散予測を行なった内容をまとめたものです。
水環境担当の見島伊織専門研究員らが(公社)日本水環境学会地域水環境行政研究委員会の2021年度地域水環境行政研究委員会優秀論文賞を受賞し、令和4年5月16日に表彰式が開かれました。対象論文は「Water Science & Technology」誌に掲載された「Long-term investigation of phosphorus removal by iron electrocoagulation in small-scale wastewater treatment plants」です。リン除去型の浄化槽の長期調査の一連の研究が、水環境行政への貢献が高いと評価されました。
令和4年2月3日に、研究企画室嶋田知英室長が、令和3年度全国環境研協議会会長表彰を受けました。これは長年にわたる自然環境分野及び気候変動対策分野の研究活動と環境行政における功績が高く評価されたものです。
令和3年12月23日に、研究推進室の八戸昭一副室長が、令和3年度全国環境研協議会関東甲信静支部 支部長表彰を受けました。これは、八戸副室長の長年にわたる研究活動及び政策支援の功績が高く評価されたものです。
令和3年6月3日に、化学物質・環境放射能担当の大塚宜寿担当部長が、一般社団法人日本環境化学会 第29回環境化学討論会にて、第30回環境化学学術賞を受賞しました。この賞は、環境化学分野で優れた研究業績をあげ、その成果を一般社団法人日本環境化学会での活動を通じて発表した会員に授与されるものであり、ダイオキシン類をはじめとする有害化学物質の測定と環境動態の解明に関する研究が評価されたものです。なお、大塚担当部長らは、平成25年にも同学会から第20回環境化学論文賞を受賞しています。
研究推進室の茂木副室長が、令和2年度全国環境研協議会関東甲信静支部 支部長表彰を受けました。これは、茂木副室長の長年にわたる研究活動及び政策支援の功績が高く評価されたものです。
令和2年9月17日に、大気環境担当の市川有二郞研究員らが、公益社団法人大気環境学会第61回年会にて、2019年大気環境学会誌最優秀論文賞を受賞しました。この賞は、その年の「大気環境学会誌」に掲載された論文のうち、最も優れた論文に授与されるもので、バイオマス燃焼によって発生したPM2.5中に含まれる有機成分を詳しく調べた結果をまとめた論文「バイオマス燃焼を排出源とするPM2.5一次粒子の有機成分について」(第54巻4号161-177ページ)が選定されました。
環境科学国際センター生態園にて撮影 |
このたび、当センター植松光夫総長に、公益社団法人日本地球惑星科学連合から2020年度のフェロー称号が授与されました。これは、長年にわたる、地球惑星科学の大気水圏科学分野への貢献が高く評価されたためです。対象となった主な業績等はこちらをご覧ください。
2012年 海洋研究開発機構学術研究船「白鳳丸」船上にて
白鳳丸KH-12-1次EqPOS航海でペルーのカラオ(Callao)を2012年1月29日出港し、ホノルルを経由して東京晴海埠頭へ3月7日帰港。太平洋赤道海域の海洋表層の物理、化学、生物から海洋大気の観測、そしてJAXAを巻き込んで高度30kmの成層圏の大気のサンプリングまで行なった。植松総長が主席研究員を勤めた航海。米国の観測航空機も同時観測に参加。
2017年 海洋研究開発機構学術研究船「白鳳丸」船上にて
白鳳丸KH-17-5次航海(2017/11/14-11/30: 東京-那覇)で日本東方から南方海域、フィリピン沖までの海洋混合層の物理、化学、生物の観測と衛星データとの検証などを行なった。この航海が、東京大学在任中最後の航海となった。航海中に誕生日を迎え、ケーキやオリジナルTシャツで祝福を受けた。
研究推進室の三輪誠副室長が、令和元年度全国環境研協議会関東甲信静支部 支部長表彰を受けました。これは、三輪副室長の長年にわたる研究活動及び政策支援の功績が高く評価されたものです。
令和元年11月22日に開催された全国環境研協議会関東甲信静支部総会において表彰式が行われました。
令和元年9月12日に、化学物質・環境放射能担当の堀井勇一研究員らが、公益社団法人 日本分析化学会第68年会にて、2018年「分析化学」論文賞を受賞しました。この賞は、その年の「分析化学」に掲載された論文のうち、最も優れた論文に授与されるものであり、堀井研究員らが発表した「大気中揮発性メチルシロキサン類分析法の検討と環境モニタリングへの適用」(分析化学 第67巻第6号313-322ページ)が選定されました。
令和元年9月19日に、大気環境担当の米持真一担当部長が、公益社団法人 大気環境学会年会にて学術賞(齋藤潔賞)を受賞しました。
「微小エアロゾルの動態観測と光触媒特性を活用した大気環境改善に関する研究」がその対象となりました。
特に、20年にわたるPM2.5の長期通年観測及び、15年にわたるPM1の長期通年観測は国内で希少かつ貴重な長期モニタリングであり、これらを活用した発生源対策の効果検証や高濃度イベント解析に顕著な成果をあげたことが評価されたものです。
また、地方環境研究所の研究者としては過去20年間で2人目の受賞となりました。
令和元年6月6日に、資源循環・廃棄物担当の鈴木和将専門研究員が、廃棄物資源循環学会奨励賞を受賞し、表彰されました。受賞対象は、「数値解析による廃棄物処理・処分の研究」です。
【ひとこと】
これまで私は廃棄物のさまざまな現象に対して、メカニズムを解明するため、数値シミュレーションを行ってきました。このような複雑極まりない現象を取り扱う場合、一番大事な部分は何かということを見極める必要があります。今後、上手に数学・数理科学を活用し、この複雑現象から本質を抽出し、廃棄物の中に潜む美しい法則を見出せたら思っています。
令和元年5月21日に、化学物質・環境放射能担当の大塚宜寿担当部長が、一般社団法人日本環境測定分析協会から協会功労者として表彰されました。これは長年にわたる環境調査分野における活動と、協会事業への貢献が高く評価されたものです。
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