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掲載日:2025年6月30日
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医薬品を、決められた量を超えてたくさん飲んでしまうことを「オーバードーズ(OD)」といいます。
特に最近、かぜ薬や咳止め薬などの市販薬を、かぜや咳の症状を抑えるためではなく、感覚や気持ちに変化を起こすために大量に服用するケースが広がっています。
医薬品は、少しの量で身体に大きな作用を起こします。たくさん飲んでしまうと、意識を失う、心臓や呼吸が止まる、ときには死んでしまうおそれもあります。
また、医薬品を何度も使ううちに効果が出にくくなり、使用量や回数が増え、薬なしではいられない、依存症になってしまうこともあります。
いじめや虐待、親との関係が悪い、学校での孤立など、「つらい気持ち」を紛らわすために使用することが多いといわれています。
オーバードーズは10代、20代の若い世代を中心に、従来の違法薬物と比較して、女性が多く、非行歴が少ないなどの特徴があるとされています。
また、オーバードーズを繰り返し、依存症になってしまう人には、次のような特徴があることが分かっています。
・自分に自信が持てない
・本音が言えない
・孤独でさびしい
・人を信じられない
・見捨てられる不安が強い
・自分を大切にできない
気になる項目があった人は、悩みごとをひとりで抱え込んでいませんか。
自分自身を傷つけるのではなく、今の気持ちや嫌なことを誰かに話したり、困っていることを相談したりしてみませんか。
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