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掲載日:2022年11月21日
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東日本大震災による原発事故により、埼玉県の水道水が放射性物質で汚染されていないかというご心配が多く寄せられてきました。ご心配をおかけして申し訳ございません。
埼玉県内の水道水は、地下水や河川水を浄水処理して給水しています。
(この河川水は荒川水系や利根川水系で、県内や群馬県、栃木県を流れているものです。)
現状ではほとんど放射性物質は検出されていませんが、原発事故後に雨が降ったりした次の日に少量の放射性物質が検出されたことはありました。しかし、平成23年5月以降はこの検出量も非常に微量になっており、特に最近は検出されることもない状態が続いています。このため普通にお飲みいただいても全く問題ありません。今後も引き続き注意深く監視を行っていきます。
県内のほとんどの地域は、県営浄水場から水が送られています。市町の水道局が自分で地下水や河川水を浄水し混合していますが、県営浄水場の水の割合が多くを占める水道局がほとんどです。
また、県営浄水場の送水管は連絡されているため、市町によっては複数の県営浄水場の水が混合している所もあります。
あなたの住んでいる市町村が、どの県営浄水場から水が来ているか確認してください。
県営浄水場から各市町等への送水状況(埼玉県企業局水道管理課HP)
埼玉県では、各県営浄水場の出口(造りたての水)を採水場所として、放射能を検査しています。
また、利根川の最上流にある行田浄水場の原水(浄水処理を行う前の河川水)と荒川の最上流にある吉見浄水場の原水についても測定しています。
各県営浄水場での検査結果は以下のとおりです。
各県営浄水場の水源は以下のとおりです。
浄水場名 |
取水している水 |
---|---|
大久保浄水場 |
荒川・利根川 |
庄和浄水場 |
江戸川(利根川の分流) |
行田浄水場 |
利根川 |
新三郷浄水場 |
江戸川(利根川の分流) |
吉見浄水場 |
荒川・利根川 |
県内市町村が行なった検査結果は、「あなたのまちの水道水はどこからくるのか」欄の各市町村のページに入り、ご確認できます。
県内市町村等を含めた全国の水道事業体等が行なった検査結果は以下のとおりです。
放射性物質の管理目標値(放射性セシウム10ベクレル/kg)を超えた水道水を何日か飲んでも大丈夫ですが、どうしても管理目標値を超えた水を飲みたくないと思うのも当然です。その場合の対処方法として水道水の汲み置きのやり方をご紹介します。
用意するもの |
ペットボトルなど密閉できるきれいな容器2本(できるだけ汚れの付いていない容器がよいので、ミネラルウォーターなどの容器がよい。) |
---|---|
1日目 |
ペットボトル1本をよくすすいでから水道水を入れ、できるだけ空気を入れないようにしてフタを閉める。(少し水をあふれさせるとよい。)17時以降検査結果が埼玉県HPに発表されるので、ペットボトルに数値を書いておく。 |
2日目 |
もう1本のペットボトルをよくすすいでから水道水を入れ、できるだけ空気を入れないようにしてフタを閉める。(少し水をあふれさせるとよい。)17時以降検査結果が埼玉県HPに発表されるので、規制値以下であればペットボトルに数値を書いておく。規制値を超えていればペットボトルの水は捨てて1日目のペットボトルの水を使う。 |
3日目以降 |
以降、これを繰り返します。報道等で指標値を超えたことが判っても、ペットボトル1本には指標値を超えていない水が残ります。 |
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