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掲載日:2025年12月11日
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「おいしく しお活」とは、ちょっぴりのお塩をおいしく活用することです。
県民の食塩摂取量の減少を目標に、ちょっぴりのお塩をおいしく活用する方法を提案する埼玉県の取組です。
誰もが意識せずに自然に健康になれる食環境づくりを県、市町村、企業、大学、民間団体等の多様な主体と連携して取り組んでいます。
埼玉県「おいしく しお活」プロジェクトはこのロゴが目印!
ロゴには塩の瓶と計量スプーンが描かれていますが、食塩を控えめに使うことをイメージし、計量スプーンのお塩は半分だけ。
ぜひ探してみてください!

埼玉県民の1日当たりの食塩摂取量(20歳以上)は、10.3g/日でした(令和4年国民健康・栄養調査中間報告(埼玉県分))。
本県では食塩摂取の減少を推進しており、食塩摂取量の目標値を7.5g未満/日としています(令和11年目標値)(埼玉県地域保健医療計画(第8次)より)。

また、日本人の食事摂取基準(2025年版)では、食塩摂取の目標量は1日当たり男性7.5g未満、女性6.5g未満とされています。
ちょっぴりのお塩をおいしく活用した簡単にできるレシピを「主食」「主菜」「副菜」「一品料理」別で紹介しています。
ちょっぴりのお塩で作ることのできる豚丼やだし巻き卵、カレーなどを紹介中です。
レシピを紹介しているページはこちらから「おいしく しお活」レシピ


県政広報テレビ番組「いまドキッ!埼玉」(いまたま)で、「おいしく しお活」プロジェクトを紹介しました(令和7年2月22日放送)。
番組放送中にスタジオで「おいしく しお活」カレーを作り、番組の最後に試食もしています!
見逃し配信は以下からご視聴ください。
NACK5で放送中の番組「Smile SUMMIT(スマイルサミット)」で、県が取組を進めるイチオシ健康情報をお届けしました。
減塩について、番組パーソナリティーとゲストがスマイルトークを繰り広げました。

〇トーク一部抜粋(敬称略)
※株式会社若菜(わかな)は、埼玉県さいたま市に本社をおく給食会社です。施設の給食運営、配達弁当の提供等の業務を行っており、1日トータルで約6万5千食を提供しています。
(MC)若菜さんで提供している「食快膳」弁当は、1食のエネルギーが650キロカロリー以内で、野菜もたっぷり150グラム以上使われているのですよね?
(嘉瀬)はい。さらにたんぱく質や食塩の量まで健康に配慮しています。「美味しく健康に」というキャッチフレーズで、ヘルシー志向のお客様からとても人気です。
(MC)食塩もかなり控えめなのですね?
(嘉瀬)はい。ほぼ毎日、1食3グラム未満に抑えています。これは埼玉県が推奨する「コバトン健康メニュー」の基準に沿っているんですよ。
(MC)注文されるお客様も増えているとお聞きしました。
(嘉瀬)はい。販売開始当初は少なかったのですが、今年4月には1日2,400食以上の注文がありました。
(MC)家庭でこのようなヘルシー弁当を手軽に作りたい場合、何かポイントはありますか?
(嘉瀬)自宅で簡単にヘルシーなお弁当を作るためには、減塩だとやはり傷みやすいデメリットがあります。特に夏場は、保冷剤を入れたり、クーラーボックスに入れて保冷することをお勧めします。
また、例えば、きんぴらごぼうやひじきの煮物、切り干し大根のおひたしなどを作ったら、アルミケースに分けて冷凍保存しておくと、そのままお弁当に使えますし、保冷剤代わりにもなります。
(MC)いいアイデアですね。
(嘉瀬)ただし、注意していただきたいのは、でき上がってから冷凍するまでの時間が長すぎると傷む可能性があるので、調理後すぐにアルミケースに入れて冷凍保存すること、また、冷凍しても長期間保存せず、適宜使い切ることがポイントです。最近は、お弁当用に小分けになった副菜も多いので、安心して利用できると思います。
(MC)他にメニューについてもアドバイスがありますか。
(嘉瀬)おかずを入れる際、午後の仕事の活力になるよう、手のひら一つ分くらい(約60グラム)の主菜を準備してください。 また、チャーハンや焼売、漬物など主食系のおかずがメインになると、炭水化物に偏り、野菜やたんぱく質が不足しやすいので注意が必要です。
野菜とたんぱく質をしっかり加えることが大切です。

〇トーク一部抜粋(敬称略)
(MC)木下さんの食堂では、埼玉県が推奨する「埼玉県コバトン健康メニュー」を提供されていると伺いました。
(木下)私の働く食堂では、揚げないチキンカツや豚肉のバルサミコソテー、サバのカレーパン粉焼きなど、ヘルシーで人気のメニューを提供しています。
見た目にもボリュームがあり、食べたいと思っていただけるよう工夫しています。
(MC)調理のポイントは何ですか?
(木下)揚げない味噌カツはパン粉をまぶして焼くことでカロリーを抑えています。豚肉のバルサミコソテーのバルサミコソースは塩分が少なく、お酢の酸味を生かしています。また、見た目の彩りや野菜を使用することも意識しています。
(MC)家庭でも減塩料理を作るポイントはありますか?
(木下)いくつかあります。例えば、揚げ物を食べる際には、ソースを直接かけるのではなく、皿に少し出してからつけて食べると塩分を控えることができます。また、旨味や酸味、香辛料を使うことで、少ない塩分でも満足な味わいを得ることができます。お食事ではメイン料理以外に副菜も召し上がると思いますが、すべての料理を減塩にしてしまうと味が単調になってしまいます。1品はしっかりと味をつけて、それ以外の料理は塩分を抑えるというような強弱をつけるといいと思います。
減塩というと「健康のために我慢」というようなイメージがあると思うのですが、そういったイメージをちょっと払拭していただいて、できることからやっていただけるとよいと思います。
※埼玉県コバトン健康メニュー
埼玉県が推奨する健康を意識した食塩が少なく野菜の多いメニュー。1食が次の基準を満たすもの。
エネルギー500~700Kcal/たんぱく質13~20%エネルギー/食塩相当量3g未満/野菜使用量 120g(いも類は除き、きのこ類及び海藻は含みます。)
埼玉県「おいしく しお活」プロジェクトの取組に賛同していただいた株式会社ローソンと女子栄養大学、埼玉県が共同して、「おいしく しお活」をコンセプトとした食塩相当量に配慮したカレーパンを開発し、販売しました。

「スパイス香るカレーパン」についてもっと知りたい方はこちらから「スパイス香るカレーパンとは?」
ちょっぴりのおしおでおいしく健康!をテーマにイオンモール浦和美園で「おいしく しお活」イベントを開催しました。


「おいしく しお活」イベントにご参加いただいた方に、食塩についてのアンケートを行いました。
アンケート結果についてはこちらから「おいしく しお活」イベントのアンケート結果