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掲載日:2021年1月29日

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新型コロナウイルス対策本部会議後の知事発言内容(1月29日)(テキスト版)

 

 

   お疲れ様でございます。
   本日、埼玉県の新型感染症対策本部会議を開催させていただきました。まずは、私の方からご報告をさせていただきたいと思います。まずパネルを見ていただきながら、お話をさせていただきます。本県を含む首都圏の1都3県に緊急事態宣言が発出されてから3週間が経ちました。本県の新規陽性者数は、宣言初日の496人、そして、16日には過去最高の582人を記録いたしましたが、直近の昨日は292人、本日は256名の陽性者となっております。県民、そして飲食店の皆様をはじめとする各事業者の、皆様のご協力、ご努力により、本県の感染拡大のスピードには、鈍化の傾向が見られています。皆さんのお力のおかげと改めて心から感謝を申し上げます。しかしながら、見ていただくとわかる通り、療養者数や、あるいは病床の使用率については、今も極めて高い水準にあり、ステージ4の指標を下回ることはなく、依然として厳しい、そして危険な状況にある。これもまた事実であります。重症者は、特に発生の後、しばらくタイミングが遅れて、上がってくるという専門家のご意見もあり、ここで気を緩めることがあってはなりません。引き続き、注意深く状況を見るべきだという専門家の意見もあり、我々としても慎重に考えていきたいと思っております。県民の皆様、事業者の皆様には大変なご努力、そしてご苦労、ご迷惑をおかけをしておりますが、しかしながら、爆発的な感染拡大や、あるいは医療崩壊を食い止めるためにも改めて、人の命を守るためのご協力をお願いを申し上げます。 
   ここで、埼玉県の感染動向の推移について、国の分科会から示されたステージ指標を用いて、ご説明をさせていただきます。直近1週間では、全体的には減少傾向にあるものの、陽性率、あるいは直近1週間と、先週1週間の比較、感染経路の不明割合、これを除いた指標は、すべてステージ4の指標を超えている状況であります。参考までに、掲載させていただいている実行再生産数については、先週よりも下がって0.734となっていますので、この傾向を継続をさせ、大きく減少をさせていかなければなりません。次のパネルをお願いします。
   これは同じくステージ指標について、1都3県の比較という形で書かせていただいたものであります。数字の大小は、自治体によって差がありますが、見ていただくとお分かりになる通り、医療提供体制の負荷は全体で極めて厳しい状況にあります。他方、首都圏の中で比較をする場合、埼玉県の指標の多くは、最も大きく改善をしている、最もレベルで言えば下の方になっているのが、見ていただけると思います。これも県民や事業者の皆様が本当にご苦労していただいて、命を守る取り組みにご協力をいただいている、その結果だと思います。次のパネルをお願いします。
   これは陽性率の推移について、やはり1都3県で見たものであります。この一番下が埼玉県でありますけれども、他の自治体が陽性者が、これ陽性者数ですけれども、陽性者数が増加すると、実は陽性率もそれにつられて増加をする。つまり、検査数が追いついていないということが如実に現れていましたが、埼玉県の場合には、埼玉県の医師会の全面的な協力のもと、診療検査医療機関を公表をする。このことによって、発熱をした患者さん、あるいは疑い患者さんが、直接医療機関に訪れて、即座に受診ができる、こういった体制を構築をいたしました。そのおかげもあって、この急激な伸びにもかかわらず、陽性率の上昇は一定のものですみ、このように厳しい時期では、実は他の1都2県よりも2分の1、3分の1にとどまっていたところであります。これは、診療検査医療機関におかれては、様々な風評被害等の懸念があるにもかかわらず、ご協力をいただいた、まさにその成果だと思っています。なお、診療検査医療機関については本日朝の時点で、1,170の医療機関から申請をいただき、公表をさせていただいております。そして、医療機関の検索が可能な診療検査医療機関検索システムへのアクセスは、開設した12月1日から1月27日の約60日間で、50万3,036件を記録をするに至り、そして検査も7,000件を1日超えるに当たっています。改めて、医療機関の皆さんの命を守るという決意、そして勇気に対し感謝を申し上げたいと思います。本日の1都3県の会議でも、1都3県全体、埼玉県だけではありませんので、全体の感染状況を抑えるためには、埼玉県だけでは限界があるので、ぜひ他の3都県の皆様も、診療検査機関の公表を検討するべきである。このように申し上げさせていただいたところでございます。次のパネルをお願いします。
   次に高齢者施設における感染発生施設数及び陽性者数についてです。残念ながら、高齢者の施設における感染が頻繁に発生をし、クラスターが増えてきています。これはまさにこのちょっと見にくいでしょうか、グレーの件数に表れています。県では、高齢者へのリスクというものは極めて命に関わるリスクが高い。また、感染された場合、一般論で言って重症化するリスクが高いことから、医療施設に対し、大きな負担を与える。そのために、県のこれまで取り組んできた戦術的な取り組みの一環として、高齢者施設に対し、力を入れ、年末には、1ヶ月かけて、一斉巡回をしたり、緊急会議を行ったり、様々な取り組みを行って参りました。その結果、陽性者数ですが、1施設当たり、クラスターは発生します。残念ながらそれを止めることはなかなか難しい。しかしながら、クラスター対策を徹底したことによって、感染が発生した施設当たりの平均の陽性者数は、12月上旬の11.7人から1月には3.1人、今は4.4人まで減少をしています。県としても、職員をすべての高齢者福祉施設に派遣をし、お手伝いをさせていただきましたが、これも高齢者施設の皆様のご協力のおかげだと思います。ただ1月中旬から規模の大きな集団感染も発生しており、やはりこれはしっかり取り組まなければいけません。そこで、県では、陽性者が多く発生してる市に所在する、県所管の高齢者入所施設の職員を対象とし、緊急のPCR検査を実施することといたしました。本日より検査キットが順次送られていきますので、ぜひご協力をお願いをいたします。我々としても、高齢者の施設におけるクラスター対策に、全力を注いで参ります。
   次に人の流れです。これは大宮駅周辺の1日当たりの滞在者の増減率ですけれども、夜間の滞在者はおかげさまで、緊急事態宣言1回目に比較的近いところまで減少をしてきています。現実に、飲食店については、これまでに夜間の見回りをさせていただき、2,250店舗を確認したところ、約98%の飲食店がご協力をいただきました。本当にありがとうございます。しかし、一方で、昼間の流れについては、残念ながら、1回目の緊急事態宣言と比較しても、減少率が少ない状況にあります。先ほど来申し上げておりますが、これらのご協力、埼玉県では、県民の皆様、飲食店をはじめとする事業者、医療機関、福祉施設、これらのご協力のおかげで、緊急事態宣言に伴う結果は出始めています。皆さんの力は、成果となって表れています。しかしながら、病床の逼迫をはじめとする様々な数値は期待されたほどに下がっていません。さらなるご協力をお願いいたします。そこで、ご協力をお願いしたい一つとして、テレワークの一層の推進があります。埼玉県では、テレワーク等による出勤者数の削減を宣言した企業を、「いのちを大切にするテレワーク実践企業」として登録する制度を新たに設けました。昨日までに22社がご登録をいただきましたが、これらはホームページで紹介をさせていただきます。企業の皆様には、積極的に宣言を行う、出勤者数の削減にご協力をいただきたいと思っています。
   最後に、食事の際に気を付けて欲しい、新しいことを合言葉として「静美食(せいびしょく)」を、ぜひ提言をさせていただきたいと思います。国の分科会において、飲食をする際にマスクを取り、会話をすることで、感染リスクが高まるとの指摘があります。このすばらしい書は、書道家の宮田天風(てんぷう)さんからご提案をいただいたものです。日本は古くから礼儀を重んじる国であり、食事をする時は静かに作ってくれた人や食材に感謝するという習慣があったとされます。その気持ちを改めて思い起こし、静かに食材の味を楽しみ、礼儀よく、美味しく食べる、このことを、「静美食」という言葉で言い表しているということであります。日本古来からの伝統を受け継ぎながら、今を生きる私たちに、知恵を授けていただいたと思います。ぜひ「静美食」を合言葉に食事を楽しんでいただきたいと思います。ちなみに、この書でありますけれども、宮田さんからご提供いただいたこの書については、ホームページ上で共有をさせていただいて、ご希望のある飲食店等に掲示をいただく、このご許可もいただいておりますので、ぜひご活用をいただきたいと思います。県民の皆様、事業者の皆様には長期にわたりお願いをさせていただいています。しかしながら、新型コロナウイルス感染症が収束をする兆しはまだ残念ながら見えません。それでも、皆さんのお力のおかげで、少しずつ、成果は数字となって表れています。トンネルの向こうの明かりが見え始めています。ぜひとも、この緊急事態宣言、新たに、収束をしたということで、仮に緊急事態宣言を、今やめることになれば、再度緊急事態宣言を宣言させることは現実的ではありません。やはり今、この緊急事態宣言下で止めなければなりません。ぜひとも、事業者の皆様には大変ご迷惑、ご苦労をおかけしておりますけれども、一刻も早く、完全な経済活動を取り戻すためにも、皆様のご協力をお願いします。そして、人の命を守るキャンペーンには、多くの皆様、県民の皆様にご協力をいただいています。ぜひ、皆様のお力で、皆さんの愛する人、ご家族を守ることにお力をお貸しをいただけるよう、改めてお願いを申し上げたいと思います。私から以上です。

 

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