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掲載日:2020年12月14日

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新型コロナウイルス感染症に関する知事発言内容(12月14日)(テキスト版)

   私の方から、御報告をさせていただきます。今月の4日から事業者の皆様に対する営業時間の短縮要請などを行っていますが、多くの事業者の皆様、そして県民の皆様には大変御協力をいただきまして、まず、感謝を申し上げたいと思います。他方、本県では、先週の土曜日に過去最多となります199人の新規陽性者を記録するなど、直近1週間のうちに2度も新規の陽性者が更新されるという、極めて厳しい、深刻な状況を迎えています。
   また、国の分科会が示しているステージ3に関する6つの指標のうち、4つがステージ3の基準を超えています。本県としては、ステージ3の状況になっている、あるいは相当するとは考えていませんが、それでも感染拡大の極めて深刻な状況にあるということは、強く感じているところであります。医療体制が厳しくなる年末年始に向けて、感染拡大を何としても食い止めなければいけない、このように考えています。このため、今後取り組むべき対応について、専門家の皆様の御意見をいただいたところ、現在の営業時間の短縮要請については、これを延長するべきであるという御意見をいただきました。
   ちなみに、要請の際には17日で期限が終わるということをお示ししましたけれども、この17日で更新、もしくは延長をしないで時間短縮要請を取りやめるべきというふうにおっしゃった専門家の方は、おられませんでした。また、政府からも、可能な限り首都圏で足並みを揃えてくださいという要望もいただいたところであります。こういったことに鑑み、現在行なっているさいたま市大宮区、川口市、そして越谷市の酒類の提供を行う飲食店及びカラオケ店に対する営業時間の短縮要請、時間短縮要請を10日間程度延長をすることを検討しているところであります。加えて、県民の皆様に対し、会食・飲み会を行う際には、4人以下でお願いをしたいと思っています。
   また、長時間にならないようにし、仕事、学校の授業、医療機関の受診などは別として、可能な限り東京都との往来については控えていただくことを要請したいと考えており、今、これを検討しているところでございます。近々、対策本部会議の招集をし、決定をさせていただきたいと思っています。また、先ほどの営業時間の短縮要請でありますけれども、この際には協力金を17日まで、1日2万円という計算で払わせていただいてまいりました。この協力金につきましても、10日間延長する場合には同様に1日当たり2万円の積算で、約10日というふうに申し上げましたので、およそ1店舗当たり20万円というかたちで、その他の支給要件も第1期と同じかたちにさせていただきたいと思っています。ちなみにその他の支給要件ですけれども、食品衛生法に基づく飲食店の営業許可を得ていること、『彩の国「新しい生活様式」安心宣言』を遵守し、かつ店頭に掲示していること、「埼玉県LINEコロナお知らせシステム」の QR コードを店頭に掲示してること等であります。第1期とは申請手続きを分け、別途、申請を受け付ける方向で考えたいと思っています。つまり、第1期で仮に申請していなかったところも、第2期のみ申請ができるということであります。事業者の皆様、県民の皆様には引き続きのお願いになり、大変心苦しいところではございますが、年末年始の前に陽性者の数を下げていく、医療機関の負担を減らしていくためにも、是非とも御協力をお願いをしたいと思います。
   仮に、埼玉県としてステージ3、政府が示すステージ3に該当するということになれば、政府の分科会や、あるいは県の専門家会議の専門家の方々の御意見を踏まえて、さらに強い措置に踏み込まざるを得なくなります。是非、今の段階で県民の皆様、事業者の皆様、御協力をいただいて、何とか感染者、陽性者を減らしていきたいと、あるいは抑制していきたいと思っています。皆様のお力で、一人でも救える方の命を救っていけるように、御協力を改めてお願いを申し上げます。

お問い合わせ

知事直轄 報道長  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎1階

ファックス:048-830-0029

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