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掲載日:2020年12月23日

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定例記者会見の知事発言内容(12月23日)(テキスト版)

 

知事

 

   今回は今年最後の定例会見ということで、今年の一年を振り返っての「10大ニュース」、それから「今年の漢字」という形で発表をさせていただきたいというふうに思っています。

   まずは、「2020年埼玉県10大ニュース」を発表させていただきたいと思います。10位から4位までをご覧いただきたいと思います。10位でありますけれども、ジャジャンと鳴らなくてすいません。「令和2年度の予算補正後累計2兆3,103億円、過去最大規模を記録」。そして9位でありますけれども、「都市対抗野球でホンダが11年ぶりの優勝」、本当にこれは嬉しかったと思います。8位は、「埼玉県出身の若田光一さん、日本人最多5度目の宇宙へ」。そして7位でありますけれども、「埼玉150周年に向けキャッチコピーやロゴマークが決定」。さらに6位でありますけれども、『「ところざわサクラタウン」がオープン、「埼玉カルチャー観光共和国」を宣言』であります。この6位まででありますけれども、若田光一さんによる日本人最多となる宇宙飛行が決定したこと、あるいはホンダの活躍は、コロナ禍においても埼玉ゆかりのチームや、あるいは若田さんが活躍されることによって、県民の皆さんにも大きな勇気を与えてくれる明るい話題でありました。「ところざわサクラタウン」でありますけれども、イベントスペース、ホテル、レストラン、ミュージアムなどを備えた大規模な複合施設であり、日本最大級のポップカルチャーの発信拠点として11月にオープンをいたしました。そのオープンに際しまして、県は所沢市、株式会社 KADOKAWA と3者で、文化、芸術等の観光コンテンツ活用等における連携協力に関する協定を結び、「埼玉カルチャー観光共和国」を宣言をいたしました。全県での観光振興と地域の活性化を図っていくので、ぜひ期待をしていただきたいと思います。

   さて、続いて5位です。「アフターコロナを見据えて、DX(デジタルトランスフォーメーション)が本格始動」。私は県民サービスの向上やコストの削減に向けて、行政のIT 化、ペーパーレス化を公約に掲げています。また、これからのアフターコロナにおける社会全体を考えても、デジタルトランスフォーメーションの推進は不可欠であります。今年は、県庁内においてもテレワーク、ペーパーレス化、 AI の活用など、デジタル化への取り組みが進んだ1年となりました。来年もより一層取り組みを進め、社会全体の DX の実現による快適で豊かな、真に暮らしやすい、新しい埼玉県への変革を目指していきたいと考えているところであります。さて4位です。女子サッカーに関する嬉しいトピックです。「浦和レッズレディースが、3回目6年ぶりですけれども、なでしこリーグの優勝」を果たしました。またこの浦和レッズレディースを含む3チーム、県内の3チームが新たに発足をする、女子プロサッカーリーグ WE リーグに参入することが決定をいたしました。埼玉の3チームでぜひ WE リーグを盛り上げていきたいと思います。次のパネルをお願いします。

   ここからはベスト3の発表となります。3位は、「東京2020オリンピックパラリンピック競技大会の延期、そして新たな日程の決定」であります。東京2020オリンピックパラリンピックの延期は、正直残念なところであります。しかしながらこれを、前向きに捉えて、新たに来年の開催に向けて準備を進めているところです。県としては、感染拡大防止対策の徹底を前提として、組織委員会とも前広に情報共有しながら、安心安全な開催に向けて全力を尽くしていきたいと思います。続いて第2位になりますけれども、「こども動物自然公園の開園40周年を記念して、世界一幸せな動物クオッカが来園」をいたしました。こども動物自然公園は、1980年5月5日に開園をし、今年で40周年となりました。その40周年を記念して、3月にオーストラリアのフェザーデール動物園から、クオッカ、世界一幸せな動物が贈られることとなりました。クオッカは生息地であるオーストラリアを除くと、それ以外で見られるのは世界中でただ1箇所、この動物園だけであります。コロナ禍において大変厳しい毎日が続いてると思いますけれども、ぜひ世界一幸せな動物の姿を直接でも、あるいは県のホームページを通じてでも、ご覧をいただき、楽しんでいただきたいと思います。最後に1位でありますけれども、やはり「新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言発令」、また「全国に先駆けて彩の国新しい生活様式安心宣言で、感染予防対策」とさせていただきました。今年1年は、新型コロナウイルス対応に明け暮れた一年となりました。4月には緊急事態宣言が発令され、それ以降も県民の皆様には感染防止対策にご協力をお願いし、また、本当に多くの方々にご協力を賜りました。改めて御礼を申し上げます。また、コロナ禍でありますが、デジタルトランスフォーメーション、あるいはリモートワークをはじめとする新しい生活が始まりました。それを象徴する形で、本県では、彩の国新しい生活様式安心宣言を作成をさせていただき、安心できる事業所作り、皆さんにお知らせするという取り組みを作りましたところ、この埼玉発の取り組みが全国に今、津々浦々、広まっております。今後とも可能な限り感染拡大防止と社会経済活動の両立を図りながら、進めて参りたいと思います。他方、県民の皆様には、残念ながら新型コロナウイルス感染症の対策はまだ続けなければなりません。ぜひ引き続きマスクの着用や、手指消毒の徹底など、感染防止対策を徹底していただき、ワンチームでこの苦難を乗り越えなければならないと思っています。引き続きのご協力をお願いを申し上げます。次のパネルをお願いします。

   次に「今年の漢字」でありますけれども、「新」という字を選ばせていただきました。今年は、新型コロナウイルス感染症に振り回された1年でありました。マスクの着用や、ソーシャルディスタンス、テレワークなど、新しい生活様式が推奨され、本県では、「彩の国新しい生活様式安心宣言」を作成し、新型コロナウイルスの感染拡大防止に取り組みました。来年に向けて、気分を一新して頑張っていきたいと思っています。なお、昨年は、私の下手な手書きの墨字で書かせていただいた文字を見ていただきましたが、今年は新たに DX を象徴し、この画面で紹介をさせていただくことといたしました。次のパネルをお願いします。

   次に、年末年始の発熱時の相談窓口についてであります。12月28日までは発熱でお困りの方は、埼玉県のホームページに公表している診療検査医療機関に、直接連絡をし受診をしていただいております。しかし、12月29日から来年の1月3日までの間は、診療検査機関も休止になることが多いため、通常とは異なる特別な体制をとることにしております。年末年始に発熱でお困りの方、看護師が受診の相談にも応じる「埼玉県受診相談センター」か、24時間の受付を行っている「新型コロナウイルス感染症県民サポートセンター」にお電話を頂きたい、ご相談を頂きたいと思います。普段とは違います。発熱時の受診方法が変わります。まず、これらの相談窓口でご相談を受けて、地域の実情に応じて、各郡市の医師会で構築していただいた対応可能な医療機関、これをご案内をいたします。これ、地域によって変わりますので、まずご連絡ください。そして、ここで検査を行い医師が陽性と判断をした場合には、保健所を通じて入院等の調整を行うことになります。これらの体制を年末年始、確保をしたところであり、年末年始も相談窓口、あるいは保健所、診療体制、しっかりと維持してまいりますので、県民の皆様にはご安心をいただきたいと同時に、残念ながら年末年始は平時よりもやはり医療体制は脆弱になります。是非、今のうちから感染症の防止対策にお気を付けをいただき、健やかで、そして安心できるお正月をお迎えいただきたいと思います。次に、それ以外の電話相談窓口についてであります。年末年始において、例えば、急な病気、怪我などの場合には、埼玉県救急電話相談で24時間対応させていただきます。また外国人の方につきましては、外国人向けの新型コロナウイルス相談ホットラインもご用意をさせていただいています。その他にも、次のパネルお願いします。

   生活困窮者の自立に関する相談、あるいは中小企業等の皆様の支援に関するご相談、あるいは自殺予防に関する心のご相談や精神医療の相談などにも、年末年始、対応をさせていただきたいと思います。これらにつきましてはここにも書いてありますけれども、県のホームページのトップ画面、重要なお知らせのところからワンクリックでご覧をいただけますので、是非、ご利用をいただきたいと思います。

   私の方からは以上でありますけれども、今年最後の会見になります。皆様におかれましては、今年一年ご協力ありがとうございました。御礼申し上げます。

お問い合わせ

知事直轄 報道長  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎1階

ファックス:048-830-0029

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